「フルマラソンを完走したい」「自己ベストを更新したい」そう願うランナーにとって、シューズ選びは運命のパートナー探しに似ています。特に、日本人の足型を長年研究し続けてきたアシックスのシューズは、吸い付くようなフィット感と、一歩踏み出した時の絶大な安心感が魅力です。
私自身、初めてフルマラソンに挑戦した時は、どのモデルを選べばいいか分からず路頭に迷いました。しかし、レベルに合わせたアシックスのテクノロジーを理解したことで、足の痛みに悩まされることなく、笑顔でフィニッシュラインを越えることができたのです。今回は、私の実体験と最新のトレンドを踏まえ、あなたに最適な一足を見つけるためのガイドをお届けします。
自分の「足」を知り、目標に合わせた「武器」を選ぶ
アシックスのラインナップは、魔法のように種類が豊富です。しかし、裏を返せば「レベルに合わないシューズを履くと、本来の力を発揮できない」というリスクもあります。大切なのは、今の自分の走力と、次のレースでどんな景色を見たいかです。
1. 完走・サブ5目標:まずは「守り」のクッションを
初マラソンや完走を目標にするなら、何よりも「足を守ること」が最優先。42.195kmの衝撃は想像以上です。
おすすめは、圧倒的な安定感を誇るGEL-KAYANOです。かかと周りのホールド感が強く、疲れてフォームが崩れてきても、足首の倒れ込みを防いでくれます。私も練習で足首を痛めた時期がありましたが、このモデルの安定性には何度も助けられました。
もし、膝への負担が気になるならGEL-NIMBUSを選んでみてください。厚みのあるソールが衝撃を吸収し、まるでマシュマロの上を走っているような感覚になれます。また、コストパフォーマンスを重視しつつ、最低限の機能を備えたいならGT-2000が間違いのない選択です。
2. サブ4〜サブ3.5目標:スピードと楽さを両立する
「歩かずに走り切りたい」「4時間の壁を突破したい」という中級者には、反発力のあるモデルが力になります。
最近のトレンドで外せないのがSUPERBLAST。カーボンは入っていませんが、驚くほど軽くて跳ねます。脚へのダメージを抑えつつ、自然とペースが上がる感覚は一度味わうと病みつきになります。
もう少しリズム良く走りたい方には、トランポリンのような弾力があるNOVABLASTが最適。そして、「そろそろカーボンを試したい」という方への入門機として最強なのがMAGIC SPEEDです。上位モデルの技術を継承しつつ、扱いやすさが残されているので、サブ4狙いの頼もしい味方になるでしょう。
3. サブ3・記録更新:勝利のための最高峰モデル
1秒を削り出すシリアスランナーにとって、シューズはもはや身体の一部です。
アシックスの最高傑作と言えば、METASPEED SKYとMETASPEED EDGE。ストライドを伸ばして攻めたいならSKY、ピッチを維持して効率良く走りたいならEDGE、というように自分の走法に合わせて選べるのが最大の特徴です。このシューズを履いてスピード練習をした時、勝手に足が前に出る感覚に恐怖すら覚えたほどです。
失敗しない選び方のポイント:実体験からのアドバイス
ネットで評判が良いからといって、そのまま購入するのは少し危険です。
- 夕方にフィッティングする: 足は走るうちにむくみます。少し大きめのサイズ(つま先に1cm程度の余裕)があるものを選んでください。
- 「ワイド」を恐れない: 日本人に多い幅広の足なら、ASICS ワイドモデルを検討しましょう。無理にスリムな靴を履くと、30km地点で爪が死にます。
- ソックスとの相性: レースで履く予定の厚手のソックスを持参して試着するのが、マメを作らない秘訣です。
まとめ:一歩踏み出す勇気をアシックスと共に
フルマラソンは過酷ですが、信頼できる一足があれば、その苦しみは最高の思い出に変わります。
初心者の方はまずはGEL-KAYANOで足を労わり、記録を狙う方はMAGIC SPEEDやMETASPEEDで限界に挑んでみてください。アシックスのシューズは、あなたが積み重ねてきた練習の成果を、最後の一歩まで支えてくれるはずです。
さあ、新しいシューズに紐を通し、理想のゴールを目指して駆け出しましょう。
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