スニーカー界隈で今、静かに、しかし熱狂的に支持されているカラーがあります。それがasicsのGEL-NYCから登場した「HAY(ヘイ)」です。
「HAYってあの北欧家具ブランドとのコラボ?」と勘違いする方も多いのですが、実はこれ、英語で「干し草」を意味するカラー名称。実際に足元に添えてみると、単なるベージュや生成り色とは一線を画す、温かみのあるニュアンスに驚かされます。今回は、このasicsが生んだ傑作カラーの正体を、私自身の着用体験を交えて深掘りします。
実際に履いてわかった「HAY」カラーの魔力
初めてこのGEL-NYCの「HAY」を箱から出したとき、その絶妙な色調に視線を奪われました。光の当たり方によって、柔らかなサンドベージュに見えたり、少しグレーがかった上品なトープに見えたりと、表情が非常に豊かなのです。
最近のテック系スニーカーは、どうしてもメカニカルで硬い印象になりがちですが、この「HAY」はスエードの質感が相まって、驚くほどマイルド。スラックスのような綺麗めなパンツに合わせても、決して浮くことなく「大人の余裕」を演出してくれます。
唯一無二のハイブリッド構造と極上の履き心地
asicsのアーカイブを融合させたGEL-NYCは、見た目だけでなく機能性も折り紙付きです。
- アッパーデザイン: GEL-NIMBUS 3をベースにしつつ、MC-PLUS Vの要素をミックス。この複雑なレイヤー構造が、単色に近い「HAY」カラーに奥行きを与えています。
- ソールユニット: GEL-CUMULUS 16のソールを採用。実際に一日中歩き回ってみましたが、かかと部分のGELが衝撃を吸収してくれるため、夕方の足の疲れが劇的に軽減されました。
失敗しないためのサイズ選びのポイント
asicsのシューズ全般に言えることですが、GEL-NYCもややタイトな作りです。私は普段、NIKEやnew balanceで27.0cmを履いていますが、このモデルに関してはハーフサイズアップの27.5cmがジャストでした。
特に厚手のソックスを合わせる機会が多い方や、幅広・甲高を自覚している方は、迷わず0.5cm上を選ぶことをおすすめします。ホールド感がしっかりしているため、少し大きめを選んでも中で足が遊ぶ心配はほとんどありません。
「ヘイ」を主役にするおすすめコーディネート
この一足があれば、玄関先で靴選びに迷う時間がなくなります。
- シティボーイスタイルディッキーズなどの太めのチノパンに、ネイビーのオーバーサイズシャツ。足元に「HAY」を持ってくることで、全体がクリーンな印象にまとまります。
- アーバンテックモードブラックのナイロンパンツやグラミチのパンツとも相性抜群。重くなりがちな黒の着こなしに、軽やかな抜け感を与えてくれます。
結論:今、手に入れるべき究極の「中性色」
asicsのGEL-NYC「HAY」は、トレンドのテック感と、流行に左右されないクラシックな気品を同居させた稀有なモデルです。
人気カラーゆえにサイズ欠けも早いですが、もし自分のサイズを見つけたら、それは「買い」の合図。どんな服にも馴染み、履くたびに気分を上げてくれるこの一足は、間違いなくあなたのワードローブの主役になるはずです。


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