テニスプレーヤーにとって「300g・バランス320mm」というスペックは、まさに聖域とも言える黄金比です。私も長年、様々なメーカーのラケットを渡り歩いてきましたが、結局この「黄金スペック」に戻ってきてしまいます。しかし、同じ300gでもメーカーによって味付けは千差万別。特に現在のダンロップは、性格の異なる3つのシリーズが展開されており、どれを選ぶかであなたのテニスライフは劇的に変わります。
迷ったらこれ?ダンロップ300gモデルの決定的な違い
私が実際にコートで打ち比べた感覚をベースに、それぞれの個性を紐解いていきます。
1. 究極のコントロールを求めるなら「CXシリーズ」
フラットドライブでライン際を攻めたいなら、迷わずダンロップ CX400 TOURやダンロップ CX200を手に取ってみてください。最近の主流である中厚ラケットにはない「しなり」と、ボールを潰して運ぶ感覚が指先に伝わってきます。
実際に打ってみて驚いたのは、オフセンターで捉えた時でも面がブレず、意図したコースから大きく外れない安心感です。「自分の腕でボールをコントロールしている」という充足感は、このシリーズならではの特権と言えるでしょう。
2. 弾道で相手を圧倒するなら「SXシリーズ」
「もっと楽にスピンをかけたい」「バックアウトを減らしたい」と悩んでいるならダンロップ SX300が最強の相棒になります。このラケットの面白いところは、スピンがかかるだけでなく、弾道の高さが安定する点です。
私がダブルスの試合で使用した際、追い込まれた状況からのロブやパッシングショットが、面白いようにコートの深い位置で急降下してくれました。スピンがかかりすぎる違和感もなく、自然なスイングでエッグボールが打てる感覚は、一度味わうと病みつきになります。
3. 圧倒的なスピードとパワーで押し切るなら「FXシリーズ」
ボレーの決定力を上げたい、あるいはサーブでフリーポイントを取りたい。そんなパワー重視のプレーヤーにはダンロップ FX500が一択です。
このラケットの最大の特徴は「弾きの速さ」にあります。相手の速いショットに対しても、面を合わせるだけで鋭い返球が可能です。特にボレーにおいては、黄金スペック特有の操作性とFXシリーズの反発力が相まって、パンチの効いた一撃を放つことができました。
失敗しないための選び方:私の視点
「300g」という重さは同じでも、振り抜き感や打球音は驚くほど異なります。もしあなたが「今のラケットが飛ばない」と感じているならダンロップ FX500へ、「飛びすぎてコントロール不能」ならダンロップ CX400 TOURへシフトするのが正解です。
また、ダンロップのラケットは総じて「打球感の柔らかさ」に定評があります。肘や手首への負担を気にしつつも、競技者として高いパフォーマンスを維持したい。そんな欲張りな願いを叶えてくれるのが、これらダンロップの300gラインナップなのです。
まとめ:あなたの「武器」はどれか?
テニスは道具で変わります。自分のプレースタイルを、ラケットが邪魔していませんか?
- 精密機械のようなコントロールなら「CX」
- 重厚な回転と弾道の安定なら「SX」
- 破壊力抜群のパワーなら「FX」
まずはダンロップ テニスラケットの最新ラインナップをチェックして、あなたのテニスを次のステージへ引き上げる一本を見つけ出してください。コートに立つのが、今まで以上に楽しみになるはずです。


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