「テニスがもっと上手くなりたい」「プロの理論をタダで学びたい」――そんな願いを叶えてくれるのがYouTubeですが、今やチャンネルが乱立しすぎて、結局誰を見ればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。
私もかつては「YouTubeサーフィン」に明け暮れ、情報の波に溺れてフォームを崩した経験があります。しかし、自分の目的に合った「推しチャンネル」を絞り込んでからは、万年、市民大会初戦敗退だった私が本戦まで勝ち進めるようになりました。
今回は、実際に私が視聴して「本当に役立った」「テニス熱が再燃した」と感じたテニスユーチューバーを、独自の視点で厳選してご紹介します。
目的別!テニスユーチューバーの選び方
一口にテニス動画と言っても、その内容は千差万別です。今の自分が何を求めているかを明確にするのが、上達への最短ルートです。
- 技術向上(レッスン系): プロや名コーチが理論を言語化。フォームの修正や新しい技術の習得に。
- モチベーション維持(エンタメ系): 企画ものやバラエティ要素。テニスを楽しみ、継続する力を。
- 実戦感覚(試合・ハイライト系): 草トーやプロの試合。戦術や配球の「正解」を学ぶ。
私がガチで推すテニスユーチューバー4選
1. 理論派の聖地「Star Tennis Academy(スタテニ)」
元日本代表の鈴木貴男プロをはじめ、レジェンド級のプレイヤーが登場する日本最大級のチャンネルです。
【体験談】
私は長年ボレーに苦手意識がありましたが、貴男プロの「パンチボレー」の解説動画をiPadで何度もスロー再生して確認しました。感覚的な「パシッ」という表現ではなく、物理的なラケットの動きを言語化してくれるので、理屈で納得したいプレイヤーにはこれ以上ない教科書です。
2. 成長の軌跡に勇気をもらう「季葉のテニス修業」
モデルの季葉さんが、ストイックにテニスに向き合う姿を追ったチャンネルです。
【体験談】
プロの華麗なプレーも素敵ですが、一般プレイヤーに近い目線での「悩み」や「克服」のプロセスは、何よりの良薬になります。季葉さんが試合で緊張し、思うように振れない姿に自分を重ねてしまい、気づけば画面越しに応援している自分がいました。メンタル面での共感度が高いのが魅力です。
3. テニスの楽しさを再確認「テニスのゴンちゃん」
元プロの技術を持ちながら、全力でふざける「ギャップ」がたまらないエンタメ系チャンネルの筆頭です。
【体験談】
仕事で疲れて「今日は練習に行くのが億劫だな」という日、ゴンちゃんの動画を見ると不思議とテニスコートに行きたくなります。特にテニスラケット以外の道具でテニスをする企画などは、テニスの「遊び」としての原点を思い出させてくれます。
4. 週末プレイヤーのリアルな教科書「ぬいぐるみテニス」
いわゆる「草トーナメント」の試合動画を中心に配信しているチャンネルです。
【体験談】
プロの試合は見ていて爽快ですが、真似をするのは至難の業。その点、このチャンネルで流れるハイレベルな一般プレイヤーの配球は、明日から使える「リアルな戦術」の宝庫です。「ここでロブを上げるのか!」「バックのクロスは粘るんだな」と、iPhoneのメモ帳に戦略を書き留めながら見るのが私のルーティンになっています。
YouTube動画を「見るだけ」で終わらせない3つのコツ
動画を見て「わかった気」になっても、コートに出ると体が動かない。そんな現象を防ぐために、私が実践している方法をお伝えします。
- 「今日はこれだけ」とテーマを絞る欲張ってサーブとフォアとバックの動画を一度に見るのは逆効果です。今日の練習は「フォアの打点を前にする」という1つのテーマに絞り、その解説動画だけを繰り返し見ます。
- スマホ用三脚で自分のフォームを自撮りするお手本の動画と自分の動きは、頭の中では一致していても実際は全く別物です。スマホ三脚を使って自分のフォームを撮影し、ユーチューバーのフォームと比較する作業こそが、最強のコーチングになります。
- 音声なしでも理解できる動画を選ぶ通勤中の電車内などで音声が出せない時でも、テロップが充実している動画ならイメージトレーニングが可能です。視覚情報の整理は、コート上での直感的な動きを助けてくれます。
まとめ:自分だけの「仮想コーチ」を見つけよう
YouTubeは、かつて数万円を払わなければ得られなかったプロの知見を、いつでもどこでも無料で提供してくれる革命的なツールです。
大切なのは、どのチャンネルが正解かを探すことではなく、「今の自分の感覚にフィットする言葉」をくれる配信者を見つけること。
まずは今回ご紹介したチャンネルを一つ覗いてみてください。きっと、あなたのテニスライフを劇的に変える一言に出会えるはずです。さあ、テニスシューズを履いて、コートへ飛び出しましょう!


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