「テニスの練習をしているのに、試合になると勝てない」「スクールに通っているけれど、いまいち上達を実感できない」……。そんな悩みを抱えていませんか?
実は、私もかつてはその一人でした。週に一度、スクールで汗を流して満足していましたが、試合に出れば初戦敗退の常連。しかし、ある時から練習の「質」と「目的」をガラリと変えたことで、1年後には区大会のベスト4まで勝ち進むことができました。
本記事では、私が実際に試して効果があった練習メニューと、上達を加速させるための「体験に基づいたコツ」を包み隠さずお伝えします。
1. テニスの練習で「何となく」を卒業しよう
上達が止まってしまう最大の原因は、目的のない「ただの打ち合い」にあります。スクールでの練習や友人とのラリーで、とりあえずボールを返すことだけに集中していませんか?
私が壁を突破したきっかけは、「今日の練習では、打点に入るまでの最初の一歩を早くする」といった、具体的で小さなテーマを一つ決めてコートに立つようにしたことです。これだけで、脳の使い方が変わり、反復練習の密度が劇的に濃くなります。
2. 【人数別】効果絶大なテニス練習メニュー
練習環境は人それぞれです。どんな状況でも上達は可能です。
(1) 一人でできる練習(壁打ち・サーブ)
一人の練習は「自分自身と対話する時間」です。
- 壁打ちを「ただ当てるだけ」にしない:壁にガムテープなどで目印を貼り、そこを狙って10回連続で当てる練習をしました。ネットの白帯(エッジ)を想定した高さにラインを引き、そこから30cm上を通すイメージで打つと、試合でもネットミスが激減します。
- サーブ練習のルーティン:バケツいっぱいのボールを無造作に打つのは逆効果です。私は必ず3球ごとにターゲットを「ワイド・センター・ボディ」と変えて打つようにしました。
(2) 2人(ペア)での基礎練習
ペア練習では、相手を「練習台」にするのではなく、「一緒に高め合うパートナー」と捉えることが大切です。
- ミニテニスの真実:サービスライン内で行うミニテニスこそ、タッチ感覚を養う最短ルートです。ここでスピン量を調節し、ネットの低い位置を通す感覚を掴むと、ロングラリーの安定感が驚くほど増します。
- ボレー&ストロークの狙い:ストローク側は、ボレーヤーの足元(ローボレー)を徹底的に狙います。これを繰り返すことで、相手の嫌がるコースを自然と選べる「嫌なプレーヤー」になれました。
(3) 3人以上での実践練習
人数がいる時は、運動量と戦術を組み合わせたメニューが効果的です。
- 2対1の球出し練習:1人側が振り回される形で、2人側がコースを突きます。スタミナ強化はもちろんですが、追い込まれた時に「とりあえず高く上げて時間を稼ぐ」といった実践的な配球を覚えるのに最適でした。
3. 短期間で上達するために取り入れたい「秘密の習慣」
技術練習と同じくらい重要なのが、客観的な分析です。
スマホ撮影によるフォームチェックの劇的効果
私は自分のフォームを初めて動画で見た時、あまりのカッコ悪さに衝撃を受けました。「膝を曲げているつもり」が棒立ちで、「大きなテイクバック」がただの振り遅れになっていたのです。
iPhoneやPixelなどのスマートフォンを三脚に立てて、スローモーションで自分の打点を確認する。この習慣を取り入れてから、フォームの矯正スピードは3倍以上になりました。
テニスノートの活用
練習後、忘れないうちに「今日良かった点」と「ミスの傾向」をメモしました。「疲れてくると右足の踏み込みが甘くなる」といった自分の弱点をデータ化することで、次の練習のテーマが明確になります。
4. 練習効率を最大化するおすすめアイテム
モチベーション維持と効率アップのために、私が実際に愛用しているアイテムを紹介します。
- 練習用ターゲット:コートの隅に置くマーカーコーンがあるだけで、狙う意識が10倍変わります。
- 球出し機:もし個人でガッツリ練習したいならスリンガーバッグのような自動球出し機は投資の価値ありです。同じボールが同じ場所に届くため、フォーム固めにはこれ以上の環境はありません。
5. まとめ:次の週末から試してほしいステップ
テニスの上達に魔法はありませんが、「戦略的な練習」は裏切りません。
まずは次の練習で、**「今日はクロスに深く打つことだけを意識する」**といった小さな目標を一つだけ持ってコートに立ってみてください。その積み重ねが、半年後のあなたを全く別のプレーヤーに変えてくれるはずです。
さあ、ラケットをバッグに詰めて、新しい意識でコートへ向かいましょう!


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