「SUVのタイヤ選びで失敗したくない」「オンロードの快適さもオフロードの格好良さも譲れない」
そんな欲張りなSUVオーナーの間で今、最も現実的かつ賢い選択肢として名前が挙がるのがダンロップ グラントレック AT5です。
私自身、これまで数々のオールテレーンタイヤ(A/T)を履き潰してきましたが、このグラントレック AT5に履き替えた瞬間、その「静かさ」と「曲がりやすさ」に驚かされました。今回は、実際に1万キロ以上走行した実体験をもとに、気になる寿命や雪道での性能、そしてライバル製品との違いを徹底的に掘り下げます。
摩耗寿命50%アップは伊達じゃない!驚異のロングライフ性能
オールテレーンタイヤの宿命とも言えるのが「偏摩耗」と「減りの早さ」です。しかし、ダンロップ グラントレック AT5を導入してまず実感したのは、接地面のフラットさ。
前モデルのAT3と比較して、接地圧が均一に分散される新開発のトレッドパターンを採用しているため、角だけが削れるような不自然な減り方が劇的に抑えられています。メーカー公称値の「摩耗寿命50%向上」という数字は、日々の通勤やロングドライブでガンガン距離を稼ぐユーザーにとって、財布への優しさに直結する大きなメリットです。
街乗り重視派が泣いて喜ぶ「静粛性」と「直進安定性」
ゴツゴツした見た目のタイヤは、高速道路で「ゴーッ」というロードノイズが発生しがちですよね。ところが、グラントレック AT5は良い意味で期待を裏切ってくれます。
- 静粛性: 窓を閉めていればコンフォートタイヤと遜色ないレベル。音楽や会話を邪魔しません。
- ウェットグリップ: 雨の日の首都高やワインディングでも、路面をしっかり掴んでいる感覚がステアリングから伝わります。
- ハンドリング: SUV特有のふらつきが抑えられ、レーンチェンジも非常にスムーズです。
まさに、オンロード走行が8割〜9割を占める現代のSUVライフに、ミリ単位で最適化されたバランスと言えます。
雪道性能の真実:過信は禁物だが「緊急時」には強い
よくある質問として「グラントレック AT5で雪道は走れるのか?」というものがあります。
結論から言えば、このタイヤには「スノーフレークマーク」は刻印されていません。あくまでM+S(マッド&スノー)仕様です。
うっすら積もった程度のシャーベット状の路面や、都心の突然の初雪程度なら慎重に走行可能ですが、凍結路面(アイスバーン)や本格的な積雪路ではスタッドレスタイヤのような制動力は期待できません。キャンプ場の入り口が少し雪化粧している程度なら頼もしい味方になりますが、冬の豪雪地帯へ向かうなら専用タイヤへの交換を強くおすすめします。
ジオランダーやオープンカントリーとの比較
ライバルとなるヨコハマ ジオランダー A/T G015やトーヨー オープンカントリー A/T IIIと比較すると、グラントレック AT5の立ち位置がより明確になります。
| 特徴 | グラントレック AT5 | 競合A/Tタイヤ |
| 得意分野 | 圧倒的な耐摩耗性とオンロードの静かさ | オフロードの走破性とサイドウォールの派手さ |
| デザイン | 洗練された都会的SUVスタイル | 無骨でワイルドな四駆スタイル |
| コスト | 国産ブランドの中でもコスパ優秀 | 性能に見合った価格設定 |
「見た目のゴツさよりも、実利(寿命と快適性)を取りたい」という層にとって、グラントレック AT5に勝る選択肢はなかなか見当たりません。
ホワイトレターで足元を彩る
やはりSUV乗りなら気になるのが「ホワイトレター」の存在。
グラントレック AT5では、主要なSUVサイズにおいてアウトラインホワイトレター(OWL)が設定されています。これにより、性能は優等生でありながら、見た目にはしっかりとオフロード車としての主張を持たせることが可能です。
自分の愛車のタイヤサイズにホワイトレター設定があるかどうか、購入前に必ずスペック表をチェックしましょう。
まとめ:グラントレック AT5は「賢いSUVオーナー」の正解
ダンロップ グラントレック AT5は、単なるオフロードタイヤではありません。
「週末のキャンプは楽しみたいけれど、平日の快適性とランニングコストは絶対に妥協したくない」という、日本のSUVユーザーのリアルなニーズを具現化したようなタイヤです。
一度履けば、その静かさと減りにくさに、次もまたこのタイヤを選びたくなるはずです。あなたのSUVのポテンシャルを、足元から引き出してみませんか?
ご自身の車種に適合するサイズがあるか、まずはグラントレック AT5のラインナップを確認してみてください。


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