都会の舗装路を滑らかに走るSUVもあれば、泥を跳ね飛ばして週末のキャンプ地を目指す4WDもあります。そんな多様なSUVライフを支える定番タイヤといえば、やはりダンロップ グラントレックシリーズでしょう。
しかし、いざ交換しようとカタログを開くと「PT5」「AT5」「MT2」と記号のような名前が並び、「結局、自分の車にはどれが正解なの?」と頭を抱えてしまう方も少なくありません。今回は、実際に私が複数のSUVで履き替えて感じた生の声を含め、後悔しない選び方をプロの視点で深掘りします。
街乗りメインなら「PT5」一択!その静かさに驚くはず
平日は買い物や通勤、週末は高速道路を使って家族とドライブ。そんな「オンロード派」のあなたに強くおすすめしたいのがグラントレック PT5です。
私が初めてこれに履き替えたとき、走り出しの第一印象は「車が軽くなった?」という感覚でした。先代のグラントレック PT3も優秀でしたが、PT5は路面を叩くパタパタ音が劇的に抑えられています。
- ハンドリングの安定感: SUV特有のふらつきが減り、カーブでの安心感が違います。
- 雨の日の安心: ウェット性能が高いため、ゲリラ豪雨の中の高速走行でも接地感がしっかり伝わってきます。
「SUVだから多少のロードノイズは仕方ない」と諦めていた方にこそ、この静寂性を体験してほしいですね。
キャンプ好きが唸る!「AT5」の絶妙なバランス
「舗装路も走るけど、キャンプ場の未舗装路や砂利道でも安心して走りたい」。そんな欲張りなニーズに応えてくれるのが、オールテレーンタイヤのグラントレック AT5です。
特筆すべきは、その「タフな見た目」と「普段使いのしやすさ」の両立です。
サイドウォールのデザインが攻撃的で、履かせるだけで愛車の四駆感が一気に増します。それでいて、オンロードでの乗り心地は驚くほどマイルド。
実際に河原のキャンプ場でソフトな泥道を走った際も、AT5のブロックがしっかりと地面を噛んでくれる感覚があり、スタックの不安を感じることなく目的地まで辿り着けました。ドレスアップ効果と実用性を兼ね備えた、現在最も「旬」な選択と言えるでしょう。
泥と岩場の相棒、ストイックな「MT2」
もしあなたが、道なき道を進む本格的なオフローダーなら、グラントレック MT2以外に選択肢はありません。
このタイヤは、マッド(泥)テレーンという名の通り、泥濘地での排土性に特化しています。大きなブロックパターンは圧巻の一言。舗装路ではそれなりの走行音と振動がありますが、それを補って余りある「走破性」というロマンがここにはあります。
ジムニーなどのライトクロカン車から、ランドクルーザーのような本格派まで、MT2を履いた姿はまさに「戦うクルマ」そのものです。
失敗しないための最終チェックリスト
最後に、どのグラントレックにするか決めるための判断基準をまとめました。
- 静粛性と燃費を最優先するなら: グラントレック PT5
- アウトドア派で、見た目のカッコよさも譲れないなら: グラントレック AT5
- オフロード競技や、過酷な地形に挑戦するなら: グラントレック MT2
タイヤは車と地面が接する唯一の部品です。ご自身の走行シーンを思い浮かべながら、最適なダンロップ グラントレックを見つけてください。新しいタイヤで走り出した瞬間、あなたのSUVとの時間はもっと楽しく、深いものになるはずです。


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