【実録】テニスガット「45ポンド」の打球感は?メリット・デメリットと向いている人の特徴を徹底解説

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「最近、どうもボールが浅くなる」「肘や肩に違和感があるけれど、50ポンドで張るのが普通だよね?」そう思って自分を追い込んでいませんか?実は、45ポンドという設定は、多くの一般プレーヤーにとって「テニスの質をガラリと変える魔法の数字」になる可能性を秘めています。

かつては「硬いほどコントロールが効く」という風潮もありましたが、現在はプロ選手でも低テンションを選ぶ時代です。私が実際に45ポンドを使い続けて感じたリアルな体験をもとに、その正体を深掘りします。


私が45ポンドに落として驚いた「3つの体感」

それまで「標準」と言われる50ポンド付近で張っていた私が、初めて45ポンドでコートに立った時の衝撃は今でも鮮明です。

1. 「パチーン」から「ドシッ」へ変わる打球感

まず驚いたのは、インパクトの瞬間の柔らかさです。ガットがボールを包み込むような「ホールド感」が生まれ、一瞬だけボールがラケットの上に乗っているような感覚が手に伝わってきます。これにより、力任せではなく、運ぶようにボールをコントロールできる余裕が生まれました。

2. 深さが「自動的」に出る快感

45ポンドにすると、スイングスピードがそれほど速くなくても、ボールがサービスライン付近で失速せず、ベースライン際まで深く伸びてくれます。追い込まれた時のスライスや、面を合わせただけのボレーが驚くほど伸びるため、守備範囲が広がったような錯覚さえ覚えました。

3. テニス翌日の「肘の軽さ」

これが最も大きな収穫かもしれません。高いテンションで張っていた頃は、練習後に肘から前腕にかけてジーンとした疲労感がありましたが、45ポンドに変えてからはその衝撃が明らかに緩和されました。体に優しいことは、長くテニスを楽しむ上で最強のメリットです。


45ポンドのメリット・デメリット:現場のリアル

メリットばかりに聞こえますが、もちろん向き不向きがあります。私が感じた損得を整理しました。

メリット

  • 圧倒的なパワーアシスト: 楽にボールが飛ぶため、無駄な力みが取れる。
  • 回転(スピン)の向上: ガットのたわみが出る分、ボールを擦り上げる時間が稼げる。
  • タッチショットの安定: ネット際でのドロップショットやアングルボレーの感覚が研ぎ澄まされる。

デメリット

  • 球離れの遅さ: 弾きの良さを求める人には、少し「重たい」感触に聞こえる。
  • フルスイング時のアウト: アドレナリンが出て思い切り叩きにいくと、コースを外れた時にバックアウトしやすい。
  • 打球音の低さ: 高い金属音のような快音を求める人には、少し物足りない「鈍い音」になる。

45ポンドを試すべき人と相性の良いギア

もしあなたが以下の項目に一つでも当てはまるなら、次回の張り替えで「45ポンド」を指定する価値があります。

  • 「冬場のテニス」でボールが飛ばないと感じている方
  • 硬いポリエステルガットに挑戦してみたいが、怪我が怖い方
  • ダブルス中心で、ボレーの操作性を高めたい方

特におすすめの組み合わせは、少し硬めのポリエステルガット、例えばルキシロン アルパワーを45ポンドで張るセッティングです。ポリ特有の「硬さ」が消え、強烈なスピンとマイルドな打球感が両立します。

また、ソフトな打球感を極めたいなら、定番のナイロンマルチであるテクニファイバー エックスワン バイフェイズを試してみてください。まるでバターをナイフで切るような、至福の柔らかさを体験できるはずです。

もし現在、100平方インチの黄金スペックラケット、例えばバボラ ピュアドライブなどを使っているなら、45ポンド設定はパワーを最大化させる最高のスパイスになります。


まとめ:常識を疑えば、テニスはもっと楽になる

「45ポンドはゆるすぎる」というのは、一昔前の重いウッドラケット時代の常識かもしれません。現在の高機能なラケットとガットの性能を引き出すには、45ポンドこそが、多くの週末プレーヤーにとっての「正解」であるケースが多いのです。

もし今のテニスに行き詰まりを感じているなら、一度思い切って「緩め」の世界を覗いてみてください。ボールが深く、そして体への負担が軽くなった時、あなたのテニスは新しいステージへ進むはずです。

次回のガット張り替え、受付でこう伝えてみませんか?「今日は45ポンドでお願いします」と。

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