ダンロップMAX200G徹底解説!マッケンローが愛した伝説の名器の打球感と中古で選ぶ際の注意点とは

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「カシュッ」という独特の打球音とともに、吸い付くようにボールを運ぶ。現代の黄金スペックラケットでは決して味わえない、あの官能的な打球感を求めて、いまだにダンロップ MAX200Gを探し求めている方は少なくありません。

テニス史に刻まれた伝説のプレーヤー、ジョン・マッケンロー。彼の魔法のようなタッチボレーや、相手のパワーを利用してコースを突くシュテフィ・グラフのフォアハンド。その右手に握られていたのが、このダンロップ MAX200Gです。今回は、ヴィンテージラケットの枠を超えて愛され続けるこのモデルの魅力と、今から手に入れる際のリアルな注意点を深掘りします。

唯一無二の「しなり」を生むグラファイト・インジェクション

現代のラケットの多くは、カーボンシートを巻き付けて中空構造で作られていますが、ダンロップ MAX200Gは全く異なる「インジェクション・モールド(樹脂注入成形)」という製法で作られています。

この中身が詰まった構造こそが、ウッドラケットのような柔らかい「しなり」と、グラファイト特有の芯のある打感の共存を可能にしました。実際にコートで振ってみると、その重厚感に驚きます。オフセンターで打てば容赦なく振動が来ますが、スイートスポットで捉えた瞬間の、ボールを手のひらで掴んで放り投げるような感覚は、今のテニスラケットでは得られません。

現代テニスで「MAX200G」を使うという挑戦

スペックを振り返ると、フェイスサイズは約84平方インチ。今の100平方インチが主流の時代から見れば、まるで「虫取り網」のような小ささです。しかし、その小ささが圧倒的な振り抜きの良さと、針の穴を通すようなコントロール性能を生み出します。

私が実際にダンロップ MAX200Gを現代のポリエステルガット(ルキシロン アルパワーなど)を張って打ってみたところ、驚くほど回転がかかることに気づきました。もちろん、自らパワーを出して飛ばす能力は低いですが、相手の強いボールに対して「合わせる」だけで、重いスライスや低い弾道のショットが面白いように決まります。

中古市場で「当たり」を引くためのチェックポイント

今からダンロップ MAX200Gをオークションや中古店で探すなら、以下の3点は必ず確認してください。

  1. グロメットの硬化: このモデルの最大の弱点はグロメットです。経年劣化でプラスチックが脆くなっており、ストリングを張る際に割れるリスクが高いです。
  2. フレームのクラック: インジェクション製法のため、一度内部まで亀裂が入ると修理は困難です。特にスロート部分に細かいヒビがないか注視しましょう。
  3. 製造国と型番: マッケンローが愛用した初期の英国製モデルは、今でも非常に高値で取引されています。

DNAは現代のダンロップ CX200へ

「あの打球感は好きだけど、流石に84インチは厳しい」という方には、現行のダンロップ CX200をおすすめします。ボックス形状のしなりを継承しつつ、現代のパワーテニスに対応した寛容性を備えています。

しかし、もしあなたが「テニスというスポーツの純粋な手応え」を追求したいのであれば、一度はダンロップ MAX200Gを手に取ってみてください。そこには、効率やスピードだけでは語れない、テニスの真髄が詰まっています。


この記事の内容をもとに、特定の年代モデルの判別方法や、おすすめのストリングセッティングについてさらに詳しく解説することも可能ですが、いかがでしょうか?

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