「テニスにグローブなんて大げさじゃない?」そう思っていた時期が私にもありました。しかし、一度その快適さを知ってしまうと、もう素手には戻れません。テニスグローブは単なる防寒具や日焼け防止アイテムではなく、ショットの精度を左右する「ギア」なのです。
今回は、長年さまざまなグローブを使い倒してきた経験をもとに、テニスグローブの真の価値と、失敗しない選び方を徹底解説します。
テニスグローブを装着して変わった3つの「体験」
1. 「汗で滑る」恐怖からの解放
夏場のプレー中、手汗でグリップが回ってしまい、大切なポイントでミスショットをした経験はありませんか?私はかつて、強烈なサーブを打つ瞬間にラケットが手の中で踊り、フレームショットを連発していました。
テニスグローブ、特に手のひらにシリコン加工が施されたタイプを使うようになってから、その不安は一掃されました。握力が弱くなってきた終盤でも、軽い力でラケットを固定できるため、腕の余計な力が抜けてスイングスピードが上がるという意外な副産物もありました。
2. 「豆」や「皮剥け」の痛みとおさらば
週に何度も練習する熱心なプレーヤーにとって、手のひらの豆は勲章かもしれませんが、痛みが原因でフォームが崩れるのは本末転倒です。私は特に親指の付け根の皮が剥けやすく、絆創膏を貼ってプレーしていましたが、グローブを導入してからは肌のトラブルが皆無になりました。女性プレーヤーであれば、手のひらのガサガサを防げるのも大きなメリットです。
3. 冬の「指先の感覚喪失」を防ぐ
冬の早朝、かじかんだ手でテニスをするのは苦行です。感覚がなくなると、ドロップショットなどの繊細なタッチが全く効かなくなります。冬用の防寒グローブは、指先の感覚を維持しつつ体温を守ってくれるため、1セット目からフルパワーで動けるようになります。
失敗しないテニスグローブの選び方
市場には多くのグローブがありますが、目的によって選ぶべきモデルは明確に異なります。
日焼け対策なら「手のひら穴あきタイプ」
「グローブをすると素手感覚が失われるのが嫌だ」という方に最適なのが、手のひら部分が開いているタイプです。甲側はしっかりUVカットしつつ、手のひらはグリップに直接触れるため、違和感が最小限に抑えられます。レディースモデルに多い プリンス テニスグローブ などが代表的です。
グリップ力重視なら「フルカバー×シリコン」
とにかく滑りたくない、あるいは雨の日でもプレーするという方は、全面にグリップ加工が施された ダンロップ テニスグローブ をおすすめします。薄手の生地を選べば、驚くほど素肌に近い感覚でプレーできます。
信頼のブランドから選ぶ
迷ったら、テニス専門ブランドのものを選んでおけば間違いありません。ヨネックス テニスグローブ は耐久性とフィット感のバランスが非常に良く、部活動からシニア層まで幅広く愛用されています。
実際に使ってわかった、グローブ使用の「注意点」
良いこと尽くめに見えるグローブですが、体験者だからこそ伝えたい注意点もあります。
- サイズ選びは「ややきつめ」が正解:布製品なので、使っているうちに必ず少し伸びます。最初から余裕のあるサイズを買うと、中で手が泳いでしまい、逆に滑る原因になります。
- 「替え」は必須:夏場は1試合でグローブがびしょびしょになります。私は常にバッグの中に3枚は常備し、セットごとに交換しています。清潔感を保つためにも、こまめな洗濯と買い替えが必要です。
- グリップの太さが変わる:わずか数ミリの厚みですが、ラケットを握った時の感覚が太く感じられます。細めのグリップが好みの方は、できるだけ薄手のモデルを選んでください。
まとめ:あなたのテニスを一段上のレベルへ
テニスグローブは、ただの手を守る道具ではありません。集中力を高め、ミスを減らし、どんなコンディションでも最高のパフォーマンスを引き出すための「相棒」です。
もしあなたがまだ「素手派」なら、まずは片手だけでも試してみてください。バックハンドの安定感や、夏場の安心感が劇的に変わるはずです。
自分にぴったりの一双を見つけて、もっと自由に、もっと快適にコートを駆け回りましょう!
次にすること:
まずは自分のプレースタイル(日焼け重視か、グリップ重視か)を整理して、テニスグローブ のラインナップをチェックしてみることから始めてみませんか?


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