ダンロップのルマン5プラスの評価は?吸音スポンジの効果と旧モデルから進化した寿命や欠点を徹底解説

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「タイヤを替えるだけで、これほどまでに車内の会話が弾むようになるとは……」

愛車のタイヤが摩耗し、次の一本を検討している方なら一度は候補に挙がるであろうダンロップ ルマン5プラス。コンフォートタイヤの定番として君臨した「ルマン5」の正当後継モデルですが、実際に装着してみると、単なる「マイナーチェンジ」という言葉では片付けられない驚きがありました。

今回は、私が実際にLE MANS V+を履き潰す勢いでテストし、感じたリアルな手応えを包み隠さずお伝えします。


期待以上の静寂。サイレントコアがもたらす「魔法」

走り出した瞬間に気付くのは、ロードノイズの質の変化です。「ゴー」という不快な低周波が消え、まるで高級セダンに乗り換えたかのようなしっとりとした接地感に包まれます。

これを実現しているのが、ダンロップ独自の技術「サイレントコア(特殊吸音スポンジ)」です。タイヤ内部にスポンジを貼るという一見シンプルな構造ですが、これが路面からの共鳴音を面白いほど吸収してくれます。高速道路の継ぎ目を越える際も「ドシン」ではなく「トスッ」と角の取れた音が響くだけ。オーディオの音量を一つ下げられる、と言えばその静かさが伝わるでしょうか。

「プラス」になって何が変わった?雨の日の安心感が別物

前作の「ルマン5」も優れたタイヤでしたが、唯一の弱点と囁かれていたのが雨天時のウェット性能でした。しかし、新世代のルマン5プラスはそこを見事に克服しています。

独自の「液状ファルネセンゴム」を採用したことで、ゴムの柔軟性が長期間持続。雨の日のブレーキ制動距離が短縮されただけでなく、数年履き続けても「新品時のしなやかさ」が損なわれにくい設計になっています。実際に豪雨の中を走行した際も、路面を掴むような安定感があり、ハイドロプレーニング現象への恐怖心が和らいだのは大きな収穫でした。

実際に感じたメリット・デメリット

どんなに優れたタイヤにも一長一短はあります。忖度なしのレビューをまとめました。

メリット

  • 圧倒的なコスパ: REGNOなどの最高級ブランドに迫る静粛性を持ちながら、実売価格は抑えめ。
  • 乗り心地の改善: サイドウォールがしなやかに動くため、突き上げ感がマイルドになります。
  • 低燃費性能: 転がり抵抗が少なく、ガソリン代の節約にも貢献してくれます。

デメリット

  • スポーティーな走りは苦手: 快適性重視のため、急なハンドル操作では少し「ヨレ」を感じることがあります。峠道を攻めるような走りには向きません。
  • パンク修理の注意点: 内部にスポンジがあるため、パンク修理の際に店舗によっては特別な対応(あるいは工賃の加算)が必要になる場合があります。

結論:このタイヤは「日常の質」を底上げする

ダンロップ ルマン5プラスは、家族とのドライブを大切にするパパ・ママや、仕事帰りの車内を癒やしの空間にしたいビジネスマンにこそ選んでほしい一本です。

「スポーツカーのようなグリップはいらないけれど、静かで疲れにくいタイヤがいい」。そんなワガママな願いを、高い次元で叶えてくれる名作と言えるでしょう。次にタイヤ交換のタイミングが来たら、ぜひこの「静寂の進化」を体感してみてください。


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