テニスプレイヤーにとって、シューズ選びはラケット選びと同じくらい、あるいはそれ以上に重要です。特に、日本人の足に馴染む一足を探しているなら、まず候補に挙がるのがミズノでしょう。「テニスシューズ ミズノ」で検索しているあなたは、おそらく「本当に自分の足に合うのか」「どのモデルが自分に最適なのか」という答えを探しているはずです。
私はこれまで数多くのメーカーのシューズを履き潰してきましたが、最終的にミズノに戻ってくる理由は、その圧倒的な「素足感覚」と「安心感」にあります。今回は、最新の技術動向を踏まえつつ、実際にコートで走り回って感じた生の実感とともに、ミズノのテニスシューズを徹底解説します。
なぜミズノなのか?実際に履いて体感した3つの強み
多くのトッププロや部活生がミズノを選ぶのには、スペック表だけでは語れない理由があります。
1. 「日本人のための足型」がもたらす一体感
海外ブランドのシューズを履いて、小指の付け根が痛くなったり、逆に土踏まずが浮いてしまったりした経験はありませんか?ミズノの最大の武器は、長年のデータ蓄積に基づいたラスト(足型)の精度です。
私がウエーブエクシードシリーズを初めて履いた時、驚いたのは「踵の収まりの良さ」でした。激しい切り返しでも靴の中で足が遊ばず、自分の足がそのまま地面を掴んでいるような感覚。この一体感は、フットワークの疲労度を劇的に変えてくれます。
2. 「MIZUNO ENERZY」の魔法のような反発力
2020年代に入り、ミズノのシューズはさらなる進化を遂げました。それが新素材「MIZUNO ENERZY(ミズノエナジー)」の搭載です。
実際にウエーブエンフォースを履いてベースラインで左右に振られた際、踏み込んだ瞬間に地面から「ポンッ」と押し返されるような感覚があります。この反発性のおかげで、次の一歩への切り返しがコンマ数秒早くなるのを実感できるはずです。
3. 耐久性と軽量性の絶妙なバランス
「軽い靴はすぐにボロボロになる」という定説を、ミズノは覆してくれました。特にオムニ・クレーコートでの使用において、ソールの溝が減りにくく、高いグリップ力が長持ちします。週3回以上のハードな練習でも、ワンシーズンしっかり戦い抜けるタフさがあります。
【プレイスタイル別】後悔しないモデル選びの基準
ミズノのラインナップは多岐にわたりますが、自分のプレイスタイルを軸に選べば失敗しません。
スピードと軽さを求めるなら「WAVE EXCEED」
コート内を縦横無尽に駆け回るタイプには、間違いなくウエーブエクシード 5シリーズがおすすめです。手にとった瞬間に驚くその軽さは、試合後半の足の動かしやすさに直結します。「とにかく足取りを軽くしたい」というジュニア層や部活生にも最適です。
パワーと安定感を重視するなら「WAVE ENFORCE」
どっしりと構えてストロークを打ち込みたいなら、2023年に登場したウエーブエンフォース TOURを選んでください。重心が低く設計されており、強打する際の踏ん張りが驚くほど効きます。私はハードコートでのシングルスで愛用していますが、左右の激しいストップ&ゴーでも足首がブレる不安が一切ありません。
足への優しさを優先するなら「WAVE INTENSE」
「膝や腰への負担を減らしたい」「ゆったりした履き心地が好き」という方にはウエーブインテンス TOURが向いています。クッション性が高く、長時間のダブルスでも足の裏が痛くなりにくいのが特徴です。
失敗しないサイズ選びのコツ(体験談より)
ミズノは「ワイド(3E)」や「スーパーワイド(4E)」の展開が非常に豊富です。
- 幅広の方: 他社で27.0cmを履いているなら、ミズノのウエーブエクシード ワイドの27.0cmを試してみてください。横幅のストレスが消えるだけで、プレーの集中力が格段に上がります。
- タイトなフィット感を好む方: 競技モデルのウエーブエクシード TOURは比較的スリムな作りです。ホールド感を重視するなら、いつものサイズでジャストフィットします。
まとめ:あなたのパフォーマンスを最大化する一足を
ミズノのテニスシューズは、単なる「道具」ではなく、プレーヤーの意思を正確に地面に伝える「インターフェース」です。
初心者の方は、まずはコストパフォーマンスに優れたブレイクショットから始めても良いでしょう。しかし、一歩上のレベルを目指すなら、ぜひウエーブエクシードやウエーブエンフォースの機能性を体感してほしいと思います。
一度ミズノのフィット感を知ってしまうと、他のシューズには戻れなくなる——そんな「極上の履き心地」を、ぜひ次の練習で味わってみてください。


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