テニスの上達に悩んだとき、YouTubeの動画を漁るのも一つの手ですが、体系的にまとめられた専門誌のパワーはやはり侮れません。特にテニスマガジンやスマッシュといった老舗雑誌は、プロのコーチが監修した深い理論が凝縮されています。今回は、私が実際に何年も購読して感じた各誌の特徴や、コートで役立つ「体験ベース」の活用法をご紹介します。
なぜ今、あえて「テニス雑誌」を読むのか?
「動画の方が分かりやすいのでは?」と思うかもしれません。しかし、実際に練習へ雑誌を持ち込んでみると、動画にはないメリットに気づきます。
まず、情報の密度が違います。テニスクラシックなどの誌面にある連続写真。これは自分のスマホで動画をコマ送りするよりも、一目で「体のひねり」や「ラケットの面」の推移を確認できるため、フォームの矯正に非常に役立ちました。また、動画だとつい聞き流してしまう細かい戦術も、文字で読むとスッと頭に入り、試合中のマインドセットが劇的に変わる経験を何度もしました。
主要テニス雑誌の徹底レビューと体験談
私が実際に読み比べた、国内主要3誌の個性をユーザー目線で解説します。
1. 技術の基本を叩き込むならスマッシュ
初心者から中級者、特に学生プレーヤーに一番おすすめしたいのがこちらです。
- 体験談: 私はサーブのトスが安定せず悩んでいた時期、スマッシュの「トスアップ特集」を読み込みました。掲載されていた連続写真を切り抜き、練習ノートに貼ってコートへ。見本をすぐ横に置いて打つことで、自分の癖が客観的に把握でき、わずか一ヶ月でダブルフォールトを激減させることができました。
2. 世界のテニスとマインドに触れるならテニスマガジン
プロ選手のインタビューや、海外のトレーニングメソッドに強いのが特徴です。
- 体験談: メンタル面で壁にぶつかったとき、この雑誌のプロインタビューに救われました。「緊張するのは準備ができている証拠」というトッププロの言葉を読み、試合前のルーティンに取り入れたところ、プレッシャーのかかる場面でも足が動くようになったのを覚えています。
3. 最新ギアと戦術の深掘りならテニスクラシック
とにかく情報が「深い」です。中級以上の競技志向の方に向いています。
- 体験談: 新しいラケットに買い替える際、テニスクラシックのギア特集を徹底比較しました。カタログスペックだけでなく、複数人のテスターによる「球離れの速さ」や「しなり」の生々しい感想は、ショップの店員さんの言葉以上に説得力がありました。結果として、自分に完璧にフィットするテニスラケットに出会うことができました。
雑誌を120%活用して上達を加速させるコツ
ただ読むだけではもったいないです。私が実践して効果があった方法を紹介します。
- スマホで「誌面のレッスン」を撮影してコートへ重い雑誌を持ち歩くのが面倒なときは、重要だと思ったページをスマホで撮影しておきます。休憩時間にサッと見返すだけで、その日の練習テーマがブレなくなります。
- 電子書籍サービスを活用するKindle Paperwhiteなどのデバイスを使えば、dマガジンや楽天マガジンでバックナンバーまで読み放題です。過去の技術特集をキーワード検索して、今の自分に必要な情報だけをピックアップするのは、最高の自己投資になります。
- 付録やQRコード動画を必ずチェック最近のテニス雑誌は、誌面と連動した動画が見られるようになっています。「静止画で理解し、動画でリズムを掴む」という使い分けが、一番効率的です。
まとめ:あなたに最適な一冊は?
最後に、目的別のおすすめをまとめます。
ネット上の断片的な情報ではなく、プロが編集した一冊の雑誌から得られる「納得感」は、あなたのテニスライフを確実に豊かにしてくれます。まずは一冊、気になった特集が組まれている号を手に取ってみてください。その一歩が、次の週末の試合での勝利に繋がっているはずです。


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