テニスプレイヤーなら誰もが一度は夢見る、イギリスでのテニス体験。真っ白なウェアに身を包み、手入れの行き届いた天然芝(グラスコート)に足を踏み入れる瞬間、心臓の鼓動が高鳴るのを感じない人はいないでしょう。
しかし、いざ「本場でテニスをしたい」と思っても、名門クラブの会員権が必要なのか、どうやってコートを予約すればいいのか、不安は尽きないものです。今回は、私が実際にロンドンとその近郊で体験した「イギリス・テニス生活」のリアルをベースに、初心者から上級者までが楽しめるテニス旅の作り方を伝授します。
ウィンブルドンの「熱狂」を肌で感じる:観戦の極意
イギリスのテニスと言えば、やはりウィンブルドン。テレビ画面越しに見るセンターコートは美しいですが、現地の空気感は全く別物です。
私がおすすめしたいのは、あえて高額なリセールチケットを狙わず「The Queue(ザ・キュー)」と呼ばれる当日券の列に並ぶことです。深夜からキャンプを張り、朝露に濡れた芝生の上で他のファンとテニス談義に花を咲かせる。この「待機時間」こそが、イギリスのテニス文化の真髄だと言えます。
会場に入ったら、まずはSlazenger テニスボールが跳ねる音に耳を澄ませてください。そして、定番の「ストロベリー&クリーム」を頬張りながら、アウトサイドコートで若手選手の息遣いを感じる。これこそが、最高の贅沢です。
憧れのグラスコートで実際に打ってみる
観戦の後は、自分もラケットを握りたくなるはず。イギリスには、観光客でも気軽に利用できる公共コートが驚くほどたくさんあります。
1. LTAのアプリを使い倒す
イギリスのテニス協会(LTA)が提供している検索システムを使えば、近所の公園にある「Pay & Play」のコートを簡単に見つけられます。ロンドンのリージェンツ・パークなどは、観光の合間に最高のロケーションでプレー可能です。
2. 天然芝に挑戦する際の注意点
日本では珍しい天然芝ですが、イギリスの夏(6月〜7月)には一般開放されるクラブも増えます。ただし、芝を傷めないために「オールホワイト(白基調)」のウェアを求められる場所も少なくありません。足元は滑りやすいため、専用のテニスシューズ グラスコート用を準備しておくのが、スマートな大人のマナーです。
本場でこそ手に入れたい、テニスアイテム
イギリスのテニスシーンは、ファッションとも密接に関わっています。現地のスポーツショップを覗くと、日本では見かけない洗練されたデザインのウェアが並んでいます。
特に、英国ブランドのFred Perry ポロシャツは、オンコートでもオフコートでも決まる永遠の定番。また、プレー中の疲労を軽減するために、ポカリスエット 粉末のような電解質飲料を日本から持参するのも良いですが、現地のスーパーで買える「Lucozade」を試してみるのも、旅の醍醐味の一つです。
失敗から学んだ「雨」との付き合い方
イギリスの天気は非常に気まぐれです。快晴だと思ってコートに向かった5分後に土砂降りになることも珍しくありません。
私が失敗したのは、予備の着替えを持たずに公共コートへ向かった日です。びしょ濡れになった後の移動は、ロンドンの冷たい風も相まって非常に辛いものでした。必ず折りたたみ傘と、軽量なウインドブレーカーをバッグに忍ばせておくことを強く推奨します。
また、雨で屋外コートがキャンセルになった時のために、近くのインドアセンター(National Tennis Centreなど)をチェックしておくと、貴重な滞在時間を無駄にせずに済みます。
結びに:テニスが繋ぐ、国境を越えた絆
イギリスのコートで隣のボックスにいる地元の人に「Nice Shot!」と声をかけてみてください。テニスという共通言語があれば、そこから会話が始まり、パブでの一杯に誘われることもあります。
完璧な技術よりも、テニスというスポーツを愛し、その場を楽しむ心意気が重視されるのがイギリス流。ラケット一本持って、歴史あるテニスの聖地へ飛び込んでみませんか?
Would you like me to expand on the specific steps for booking a court via the LTA website, or perhaps provide a list of recommended tennis clubs in London that allow visitors?


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