テニス経験者がピックルボールに挑んで分かった「似て非なる」中毒性の正体

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テニスを10年以上続けてきた私にとって、隣のコートで賑やかにプレーされている「ピックルボール」は、正直なところ「ミニテニスの親戚のようなものだろう」という程度の認識でした。しかし、実際にピックルボール パドルを握り、コートに立ってみた瞬間、その予想は見事に裏切られました。

今回は、テニス愛好家の視点から、実際に体験して感じたピックルボールの衝撃的な楽しさと、テニスとの決定的な違いを「生の声」としてお届けします。


衝撃1:初日から「ラリーが続く」という快感

テニスを始めたばかりの頃を思い出してください。ボールをコート内に収めるだけでも数ヶ月の練習が必要だったはずです。しかし、ピックルボールは違いました。

プラスチック製のピックルボール ボールはテニスボールほど弾まず、スピードも適度に抑えられています。そのため、初心者でも30分もあれば驚くほどラリーが続くようになります。テニスでは「修行」に近い基礎練習が必要ですが、ピックルボールはいきなり「試合の醍醐味」を味わわせてくれるのです。

衝撃2:戦略の核「キッチン」が生む心理戦

テニスにはない独特のルール「キッチン(ノンボレーゾーン)」が、このスポーツを最高にエキサイティングにしています。ネット際の狭いエリアではボレーが禁止されているため、テニスのようになんでもかんでも力でねじ伏せることはできません。

ここで重要になるのが「ディンク」と呼ばれる、相手の足元にポトンと落とす緩いショットです。

  • テニス: 隙があればエースを狙う「剛」の攻め
  • ピックルボール: 相手が痺れを切らしてミスするのを待つ「柔」の攻め

この「詰め将棋」のようなジリジリとした駆け引きは、テニスのハードな打ち合いとはまた別の脳内物質が出る感覚です。

衝撃3:肉体的な疲労感の違い

テニスをシングルスで1時間プレーすると、翌日は膝や腰にガタがくることも珍しくありません。一方、ピックルボールのコートはテニスの約3分の1の広さです。

実際に動いてみると、長距離を全力疾走する場面は少ないものの、低い姿勢での細かいフットワークが求められます。テニスが「有酸素運動の極み」なら、ピックルボールは「瞬発力と体幹の連続」といった印象です。

プレー後の疲労感は爽快そのもので、関節への負担が少ないため、50代・60代のテニスプレーヤーが「これなら毎日できる!」と転向する理由が痛いほど分かりました。

道具選びも楽しみのひとつ

形から入るタイプの私は、すぐにピックルボール セットを手に入れました。テニスのテニスラケット選びも奥が深いですが、ピックルボールのパドルはカーボン製やハニカム構造など、最新技術の塊です。打球感や音、スピンのかかり具合が道具によって劇的に変わるため、自分にぴったりの一本を探すプロセスは、テニス以上にガジェット的なワクワク感があります。

結論:どちらが優れているかではなく「どちらも最高」

テニスの広大なコートを駆け抜け、強烈なサーブを叩き込む高揚感は何物にも代えがたいものです。しかし、ピックルボールの「誰とでもすぐに仲良くなれる圧倒的な社交性」と「チェスのような戦略性」は、一度体験すると確実に病みつきになります。

もしあなたが「最近テニスの相手が見つからない」「新しい刺激が欲しい」と感じているなら、ぜひ一度、ピックルボール ネットが張られたコートへ足を運んでみてください。ラケットバッグにパドルを一本忍ばせておくだけで、あなたの週末はもっと豊かになるはずです。

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