テニスの大会で最もギアが上がると言われるのが、ベスト8が激突する「準々決勝(QF)」です。予選から勝ち上がってきた勢いのある若手と、牙城を守るトップランカーが真っ向からぶつかり合うこのステージは、決勝戦とはまた違う「生き残り」をかけた独特の緊張感に包まれます。
現在開催中の全豪オープン2026でも、まさにその熱狂がピークを迎えています。現地や画面越しに感じるその「体験」を含め、今知っておくべきQFの魅力をまとめました。
2026年全豪オープン準々決勝(QF)の注目カード
今年の準々決勝は、新旧交代の波がはっきりと見える歴史的な組み合わせとなりました。
- ノバク・ジョコビッチ vs ロレンツォ・ムセッティ絶対王者のジョコビッチに対し、若きムセッティが挑む屈指の好カードです。過去の対戦でもムセッティは王者を追い詰めた経験があり、非常にタフな展開が予想されます。
- アレクサンダー・ズベレフ vs ラーナー・ティエン4回戦でメドベージェフを破る大番狂わせを演じた新星ティエンが、安定感抜群のズベレフにどう立ち向かうのか。世界中がこの「アップセット」の続きを期待しています。
準々決勝のコートに立つ選手たちは、すでに4試合を勝ち抜いてきた猛者ばかりです。技術はもちろんですが、ここからは「体力」と「精神力」の削り合いになります。
現地観戦で知った「QFならでは」の空気感
私は過去に何度かグランドスラムのQFを現地で観戦しましたが、4回戦までとは明らかに会場の空気が変わります。
- 練習コートの緊張感準々決勝当日、練習コートに姿を現す選手たちの表情は、序盤戦のそれとは一線を画します。コーチ陣との会話は減り、一打一打の音の響きが驚くほど鋭くなります。
- 観客の熱量と「判官びいき」QFでは、格下選手がトップシードを追い詰めるシーンが多く見られます。会場全体がアンダードッグ(格下)を応援し、スタジアムが揺れるような大歓声に包まれる瞬間は、鳥肌が立つほどの感動があります。
- ナイトセッションの魔力特に全豪のナイトセッションは、日中の酷暑が和らぎ、ボールが少し重くなる独特のコンディション。暗闇の中に浮かび上がる青いコートで繰り広げられる死闘は、まさに最高のエンターテインメントです。
準々決勝を100%楽しむための視聴方法
今のテニス界は、特定のプラットフォームでしか追えない試合が増えています。2026年の全豪オープンQFを日本からリアルタイムで追いかけるなら、以下の手段が必須です。
- WOWOW / WOWOWオンデマンド日本での独占生中継となっており、メインコート以外のQFも網羅できます。
- ABEMA de WOWSPOスマートフォンで手軽に、かつ高画質で視聴したい場合に非常に便利です。
テレビの大画面で観戦する際は、Fire TV Stickを導入しておくと、WOWOWオンデマンドなどをスムーズに切り替えられるので重宝します。
プロの視点:QFから勝敗を分けるポイント
準々決勝以降、勝敗を左右するのは「リカバリー」です。
4回戦までにフルセットを戦い抜いた選手は、QFの第3セットあたりで足が止まり始めることがあります。逆に、省エネで勝ち上がってきた上位シードが、そのスタミナを武器に一気に畳み掛けるのがこのステージの定石です。
データやスタッツだけでは見えない「選手の息遣い」や「表情の変化」に注目してみてください。
まとめ:準々決勝はテニスの醍醐味が詰まっている
決勝戦のような華やかさはありませんが、準々決勝には「ここで勝てばベスト4(メダル圏内)」という、選手たちの切実な執念が凝縮されています。
もしあなたがテニスファンなら、このQFを見逃す手はありません。最高のプレーを最高の環境で楽しむために、今すぐ配信スケジュールを確認して、歴史が動く瞬間を見届けてください。
次は、準々決勝を勝ち抜いた4人による「準決勝(SF)の展望」について深掘りしていきましょう。


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