「学生時代、部活で毎日打っていたらガット代だけでお小遣いが飛んでいった……」そんな経験はありませんか?私もその一人です。ポリエステルガット(ストリング)は消耗品。でも、性能を落としてミスを増やすのは本末転倒ですよね。
そこで今回、私が実際に使い込んで「これは隠れた名作だ!」と確信したTecnifibre ライバルコードを徹底的にレビューします。上位モデルと比較してどうなのか、現場での生の声をお届けします。
そもそも「ライバルコード」ってどんなガット?
テクニファイバーといえばブラックコードやレーザーコードが有名ですが、このライバルコードは「ポリエステルらしい性能を、より身近な価格で」というコンセプトで作られています。
5角形の断面形状を持ち、スピン性能とコントロール性を両立させた、まさに「競技者の練習用」としても「週末プレーヤーの相棒」としても機能するバランス型のストリングです。
【体験談】実際にコートで打ってみたリアルな感想
まずラケットに張っている最中から感じたのは、表面の適度なコーティングの滑らかさです。いざコートに出てラリーを始めると、以下のような感触がありました。
打球感:しっかり叩ける「硬派」な手応え
最近流行りの「柔らかいポリ」を想像して打つと、少し驚くかもしれません。打感は「カチッ」としていて、ボールの芯をダイレクトに捉える感覚が強いです。しかし、不思議なことに嫌な振動は少なく、フルスイングした時に「ググッ」と一瞬ホールドしてから弾き出す感触があります。
スピン性能:弾道が急激に落ちる安心感
5角形形状のおかげか、スライスを打った時の低く滑る弾道や、スピンサーブの跳ね方は非常に好印象でした。特にベースライン際で「アウトかな?」と思ったボールが、最後にシュート回転を伴ってコート内に収まる場面が多々ありました。
コントロール:暴れない、裏切らない
反発力が強すぎないため、フラットドライブでコースを狙う際もオーバーパワーの心配がありません。自分のスイングスピードがそのままボールスピードに直結する、嘘のないガットだと言えます。
「ブラックコード」と比べてどうなの?
多くの人が迷うのが、同ブランドの超人気モデルブラックコードとの違いでしょう。
実際に両方を交互に打ってみて感じた決定的な差は「食いつき感」です。ブラックコードはガット全体がたわんでボールを包み込むような柔らかさがありますが、ライバルコードはもう少し弾きが強く、よりシャープなレスポンスを返してくれます。
何より、ロールで購入した際のコストパフォーマンスを考えると、頻繁に張り替えるプレーヤーにとってはライバルコードの方が圧倒的に「財布に優しい」というメリットがあります。
メリット・デメリットを正直に公開
メリット
- 圧倒的なコスパ:ガット代を気にせず、常に新鮮な状態でプレーできる。
- スピンと弾きのバランス:引っ掛かりが良く、スピードも出しやすい。
- 「叩ける」安心感:ハードヒッターがどれだけ振ってもコートに収まる。
デメリット
- 腕への衝撃:柔らかいナイロンや高級ポリに比べると、オフセンターで打った時の衝撃はやや強めです。
- 寿命の判断:ポリエステルの宿命ですが、1ヶ月ほど経つと急に性能が落ちます。ただ、安いので迷わず張り替えられます。
どんなプレーヤーにおすすめ?
実際に使ってみて、以下のような方に自信を持っておすすめします。
- 部活動で毎日練習する学生:月1回の張り替えを習慣にしたいなら、これ一択です。
- ピュアドライブなどの飛ぶラケットを使っている人:ラケットのパワーをガットで制御したい場合に相性抜群です。
- ポリ初心者:まずは標準的なポリの基準を知るために、このライバルコードから始めるのは賢い選択です。
まとめ:もうガットの値段で妥協しなくていい
「安いガットは性能が低い」という先入観を、ライバルコードは見事に打ち砕いてくれました。テクニファイバーの品質を維持しつつ、ここまで実戦で戦えるガットは他にありません。
もしあなたが今、ガットの消耗に悩んでいるなら、ぜひ一度このライバルコードを張ってみてください。きっと「これで十分、いやこれがいい」と思えるはずです。


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