「テニスを始めてみたいけれど、今から硬式はハードルが高いかも…」「もっと気軽にラリーを楽しみたい!」そんな方に今、密かに熱い視線を浴びているのがラケットテニス(通称:ショートテニス)です。
私はこれまで数々のスポーツに手を出してきましたが、これほどまでに「初日からテニスの醍醐味を味わえるスポーツ」は他にないと感じています。今回は、実際にラケットを握ってコートに立ったからこそ分かった、ラケットテニスのリアルな魅力と始め方を徹底解説します。
ラケットテニス(ショートテニス)とは?
ラケットテニスとは、一言で言えば「バドミントンコートで行うテニス」です。もともとは日本で考案されたスポーツで、子どもからシニアまで、年齢を問わず同じコートで楽しめるように設計されています。
大きな特徴は、スポンジ製の柔らかなボールと、通常のテニスラケットよりも一回り小さいラケットを使用すること。この「道具の絶妙なコンパクトさ」が、運動が苦手な人でもすぐに試合を楽しめる秘密なんです。
【比較表】硬式テニス・ソフトテニスとの決定的な違い
実際にプレイしてみると、硬式テニスとは全く別の「新感覚」であることがわかります。主な違いを比較表にまとめました。
| 項目 | ラケットテニス | 硬式テニス |
| コートサイズ | バドミントン用(約13.4m×6.1m) | テニス専用(約23.77m×10.97m) |
| ボール | スポンジボール(軽く、飛びすぎない) | フェルト付きゴムボール(重く、弾む) |
| ラケット | 短い(約21〜23インチ) | 長い(約27インチ) |
| ネットの高さ | 約80cm〜85cm | 約91.4cm〜107cm |
【体験談】実際にプレイしてわかったラケットテニスの醍醐味
私が初めてラケットテニスのサークルに参加した時の衝撃は、今でも忘れられません。
1. 「ラリーが続く」から最初から楽しい!
硬式テニスだと、初心者はまず「ボールをコートに入れる」だけで一苦労ですよね。しかし、ラケットテニスで使うスポンジボールは、空気抵抗を受けやすく、打った瞬間に「ふわっ」と減速します。この絶妙なスピード感のおかげで、初心者同士でも3分後には10回、20回とラリーが続くようになります。この「打てている!」という実感は、モチベーションを爆上げしてくれます。
2. 体力よりも「読み」が勝敗を分ける戦略性
コートが狭いため、ハードヒットして相手を追い詰めるよりも、ドロップショットで前に揺さぶったり、絶妙な角度でサイドに打ったりする戦略性が求められます。
私が対戦した70代のベテランの方は、ほとんど動いていないのに、私の打球を予測して全て返してくるんです。力任せではない「大人の知恵比べ」のような楽しさは、このスポーツならではの奥深さと言えるでしょう。
3. 関節に優しく、翌日の疲れが少ない
硬式テニスの重いボールを打ち返すと、手首や肘に負担がかかりがちですが、軽量なラケットと柔らかなボールならその心配がほとんどありません。バドミントンコートの広さは、全力疾走しなくても手が届く範囲が多いため、膝への負担も少なく、運動不足の解消にはこれ以上ない選択肢だと感じました。
ラケットテニスを始めるために必要な準備
「よし、やってみよう!」と思ったら、まずは以下のアイテムをチェックしましょう。
- 専用ラケット: ショートテニス専用の短いモデルを選びましょう。私は ヨネックス ショートテニスラケット を愛用していますが、振り抜きやすさが格段に違います。
- 動きやすい服装: 汗をかきやすいので、速乾性のある スポーツウェア がおすすめです。
- 屋内用シューズ: 体育館でのプレイが多いため、ノンマーキングソールの テニスシューズ または体育館履きを準備してください。
- スポンジボール: 自主練用には ショートテニス用スポンジボール を持っておくと便利です。
よくある質問(FAQ)
Q:テニス未経験でも大丈夫?
A: 全く問題ありません!むしろ、ラケットテニスでボールを捉える感覚を養ってから硬式に転向する人もいるくらい、導入として最適です。
Q:どこで練習できるの?
A: 地域のスポーツセンターや市町村の広報誌をチェックしてみてください。「ショートテニス教室」や「ラケットテニス同好会」という名前で募集されていることが多いですよ。
まとめ:ラケットテニスは「手軽さと奥深さ」が共存する最高のスポーツ
「たかがスポンジボール」と侮るなかれ。一度コートに立てば、そのラリーの爽快感と戦略的な駆け引きに、きっとあなたも夢中になるはずです。
本格的なスポーツを始めたいけれど怪我が怖い方、家族で一緒に楽しめる趣味を探している方、ぜひ一度ラケットテニスの門を叩いてみてください。そこには、想像以上に熱く、そして笑顔溢れる世界が待っています!


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