【プロ直伝】ラケットグリップの選び方・巻き方完全ガイド|滑りや太さの悩みを解決する実体験レビュー

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テニスコートに立つとき、皆さんは自分のラケットの「グリップ」にどれだけ気を配っていますか?「ラケット本体やガットのテンションにはこだわるけれど、グリップは汚れたら変える程度」という方は意外と多いものです。

しかし、グリップはプレイヤーとラケットを繋ぐ唯一の接点。ここがしっくりきていないと、どんなに高価なラケットを使っていても、肝心な場面で面がブレたり、余計な握力を使って疲弊してしまいます。今回は、私が長年の競技生活で試行錯誤してたどり着いた、パフォーマンスを最大化させるグリップ術をリアルな体験談とともにお伝えします。


意外と知らないグリップの種類と役割

グリップには大きく分けて2つの種類があります。

まず、ラケットの芯棒に直接巻かれているのが「リプレイスメントグリップ(元グリップ)」です。クッション性や角の立ち方を左右する重要な土台となります。そして、その上に巻くのが「オーバーグリップ」です。多くのプレイヤーが頻繁に交換するのはこちらでしょう。

オーバーグリップには、手に吸い付くようなウェットタイプと、さらっとした質感のドライタイプがあります。この選択が生死を分けると言っても過言ではありません。

【体験談】ウェットからドライに変えて救われた夏の日

私自身、かつては「とにかく滑らなければいい」と思い、しっとりした質感のヨネックス ウェットスーパーグリップを愛用していました。吸い付くような感覚は安心感があり、冬場や乾燥した時期には最高です。

しかし、猛暑の中での試合で事件は起きました。汗が滝のように流れ、自慢のウェットグリップが「ヌルヌル」に変わってしまったのです。強打しようとするたびに手の中でラケットがくるりと回り、まともにミートできません。焦ってさらに強く握り込み、前腕がパンパンに張ってしまいました。

そこで翌週から導入したのが、トーナグリップ(ドライタイプ)です。最初は「カサカサして滑りそう」と不安でしたが、汗を吸えば吸うほど手に馴染む不思議な感覚に驚きました。ドライタイプに変えてからは、夏場でも「ラケットが飛んでいくかも」という恐怖心から解放され、脱力したスイングが可能になったのです。

失敗しない選び方の基準は「手の感覚」にあり

グリップ選びで迷ったら、まずは自分の「汗の量」と「手のサイズ」を客観的に見てみましょう。

また、ラケットが太すぎると感じて操作性を上げたい場合は、あえて元グリップを剥がし、レザーグリップに交換するのも一つの手です。レザーは角がはっきりと指に伝わるため、ボレーの繊細なタッチが驚くほど向上します。私もボレーに悩んでいた時期、バボラ レザーグリップに変えたことで面の向きを指先で感知できるようになり、ミスが劇的に減りました。

プロ級に仕上げる!シワにならない巻き方のコツ

どんなに良いグリップを選んでも、巻き方が雑では台無しです。私が後輩たちに教えている「シワにならない鉄則」を紹介します。

  1. 古いグリップの残骸を徹底除去: 古いテープが残っていると凸凹の原因になります。
  2. 引きながら巻く: 緩みは最大の敵です。グリップテープを軽く引っ張り、テンションをかけながら巻いていきます。
  3. 重ね幅は3mm: 重なりが多すぎると太くなりすぎ、少なすぎると隙間が空きます。一定の幅をキープするのが美しさの秘訣です。
  4. 最後は斜めにカット: 巻き終わりをハサミで斜めにカットすることで、付属のエンドテープを巻いたときに段差がなく、プロのような仕上がりになります。

メンテナンスのタイミングを逃さない

「まだ色がついてるから大丈夫」と思っていませんか?グリップの寿命は見た目よりも「弾力」と「摩擦」で判断すべきです。

私の場合、週2回の練習でウェットタイプなら2週間、ドライタイプなら1週間で交換します。実体験として、グリップを新しくした直後の練習は、指先の感覚が研ぎ澄まされ、スピンのかかり具合まで良くなるように感じます。1本数百円のグリップテープセットをケチって、大事な試合でミスをするのはあまりにももったいない投資です。

まとめ

グリップ選びは、自分のプレイスタイルや体質と向き合う作業です。もし今、ショットが安定しなかったり、腕に余計な力が入っていると感じるなら、ラケットを買い換える前にグリップを変えてみてください。

ほんの0.数ミリの厚みの違いや、質感の差が、あなたのテニスを劇的に変えるかもしれません。まずはウェットとドライの比較セットなどを手に入れて、自分の「正解」を見つけることから始めてみてはいかがでしょうか。

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