テニスを始めようと思い立った時、最初に直面する壁が「どこでプレーするか」という問題です。ネットで「テニスコート」と検索しても、専門用語や予約システムの複雑さに圧倒されてしまう方は少なくありません。
実は、テニスコートにはいくつかの種類があり、それぞれでボールの跳ね方や足腰への負担が驚くほど異なります。私自身、初心者の頃に何も考えずハードコートで長時間プレーし、翌日に膝を痛めて後悔した経験があります。この記事では、実体験に基づいた「失敗しないコート選び」と、スムーズな予約のコツを徹底解説します。
1. 知っておきたいテニスコートの種類(サーフェス)と実情
日本のテニスコートは、主に以下の4種類に分類されます。それぞれの特徴を、実際にプレーした感覚とともに紹介します。
オムニコート(砂入り人工芝)
日本で最も普及しているタイプです。
- 体験談: 足への負担が少なく、多少の雨なら滑らずにプレーできるのが最大のメリットです。ただし、砂の量によって滑りやすさが激変します。砂が多すぎる場所で急ブレーキをかけようとして、足が流れて転倒したことが何度もあります。
ハードコート
アスファルトやコンクリートの上にコーティングを施したコートです。
- 体験談: ボールが速く、プロの試合のような打球感を楽しめます。しかし、夏場は地面からの照り返しが凄まじく、体感温度が40度を超えることも。また、クッション性が低いため、 テニスシューズ は必ずクッション性の高いものを選ばないと、足裏や膝に疲れが溜まりやすいです。
クレーコート(土)
学校の校庭のような土のコートです。
- 体験談: 球足が遅くなるため、初心者でもラリーが続きやすいのが魅力です。ただ、プレー後のウェアや テニスバッグ が泥汚れで真っ白になるのが難点。風が強い日は砂埃も舞うため、コンタクトレンズ派の方は目薬が必須です。
カーペットコート
インドア施設に多い、文字通りカーペットのような素材です。
- 体験談: 天候に左右されず、日焼けも気にしなくて良いのが最高です。ただ、表面の摩擦が強いため、専用のシューズでないと足が引っかかりやすく、捻挫の危険があります。
2. 【体験談】ここが違う!初心者がハマる「予約」の落とし穴
コートを確保する際、多くの人が「公営コート」の安さに惹かれます。しかし、そこには特有の難しさがあります。
私が初めて公営コートを予約しようとした際、自治体の「利用者登録」が必要であることを知りませんでした。ネットでポチッと予約できると思いきや、平日に市役所の窓口まで本人確認書類を持っていく必要があったのです。これから予約を考えている方は、まず「お住まいの市区町村名 施設予約」で検索し、事前登録の流れを確認しておくことを強くおすすめします。
また、週末の倍率は非常に高く、抽選に外れ続けることも珍しくありません。確実にプレーしたい日は、少し料金は上がりますが、民営のテニスクラブを検討しましょう。その際、 テニスラケット のレンタルがあるか確認しておけば、手ぶらで体験に行くことも可能です。
3. 快適なテニスライフのために準備すべきもの
実際にコートへ足を運ぶ際、最低限これだけは揃えておくと「体験の質」が変わるアイテムを紹介します。
- サーフェスに合ったシューズ: オムニコートならオムニ・クレー用、ハードコートならオールコート用を選びましょう。
- 水分補給用のジャグ: 1時間のプレーでも 水筒 の水はすぐになくなります。特に夏場は2リットルサイズが安心です。
- 着替えとタオル: シャワー施設があるコートも多いですが、石鹸類が備え付けられていない場所がほとんどです。
まとめ:自分に合った「居場所」を見つけよう
テニスコート選びは、単なる場所探しではありません。膝に優しいオムニコートで長く楽しむのか、インドアコートで快適さを優先するのか。自分のスタイルに合ったコートが見つかると、上達のスピードも格段に上がります。
まずは近場の公営コートの登録から始めてみてください。実際にコートに立ち、ボールを打つ爽快感は、何物にも代えがたい体験になるはずです。


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