【徹底比較】ウィルソンのテニスラケット、どれを選ぶ?全5シリーズの打感・体験談を公開!

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「ウィルソンのラケットは種類が多すぎて、結局どれが自分に合うのかわからない」

テニスコートでそんな声をよく耳にします。ロジャー・フェデラーや錦織圭といった伝説的なプレーヤーたちが愛用してきたウィルソンは、確かに憧れのブランドですが、そのラインナップは多岐にわたります。スペック表の数字だけでは決して見えてこない、実際にコートでボールを引っぱたいた時の「生きた感触」こそが、相棒選びの正解を教えてくれます。

今回は、私が実際にコートで使い倒した経験と、テニス仲間たちの生々しいフィードバックを凝縮して、ウィルソンの主要5シリーズを徹底レビューします。


究極のコントロールと伝統の打感:プロスタッフ

「一回使うと、もう他のラケットには戻れない」

そう語る熱狂的なファン、通称「プロスタ使い」が多いのがこのプロスタッフです。

私が実際にプロスタッフ 97 V14を試打した際、まず驚いたのはその圧倒的な「情報の多さ」でした。ボールがガットのどこに当たり、今どうやって潰れているのかが手のひらにダイレクトに伝わってきます。芯を食った時の「パシュッ」という乾いた、それでいて重厚な打球感はまさに中毒モノです。

ただし、正直に言いましょう。スイートスポットを外した瞬間の絶望感もまた一流です。全くボールが飛ばず、腕にダイレクトな衝撃が走ります。「ラケットに助けてもらう」のではなく、「自分の技術でボールを操る」という覚悟がある人、そしてあの一撃必殺のフィーリングを愛してやまない人にだけ、この伝説の扉を叩いてほしいと思います。

しなりとパワーの黄金バランス:ブレード

ツアーでの使用率が圧倒的に高いブレード。最新のブレード 98 V9をメインラケットにしている友人は、「とにかく安心感が違う」と口を揃えます。

私も実際に数ヶ月使ってみましたが、最大の特徴は「しなり」です。ボールを打つ瞬間、ラケットがグッと後ろにたわんでから放たれるような独特のホールド感があります。それでいて、前作よりも面安定性が高まっており、速い球に押し込まれそうな場面でも面がブレずに返ってくれます。

「普通に使いやすい」という表現は一見地味ですが、ストロークからボレーまで、苦手なショットを作らせない優等生です。競技志向だけれど、プロスタッフほどストイックにはなりきれない。そんな欲張りなプレーヤーにとって、ブレードは最高の選択肢になるはずです。

楽に飛ぶ、ボレーが沈まないパワー系:ウルトラ

もしあなたがダブルスをメインに戦っているなら、迷わずウルトラを手に取ってみてください。

ウルトラ 100 V4を初めて手にした時、まず感じたのは「ボレーの楽さ」でした。ネット際での反応が遅れても、ラケットを添えるだけでボールが勝手に相手の足元へ深く沈んでくれます。サーブのスピードも、いつものスイングで1.2倍くらい速くなったような感覚があります。

打感はブレードに比べると少し硬めで、金属的な弾きを感じますが、不快な振動はありません。ストロークでガツガツ打ち合うというよりは、コートを立体的に使い、タッチとパワーで相手を翻弄したいプレーヤーに向けた、まさに「ボレーの魔法の杖」です。

驚異のしなりと腕への優しさ:クラッシュ

「テニスは好きだけど、テニス肘が痛くて……」

そんな悩みを抱えていた私のテニス仲間の救世主になったのが、クラッシュでした。

このラケットは、テニス界の常識を覆した異端児です。クラッシュ 100 V2を振ってみると、まるでウッドラケットのように大きくしなります。それなのに、最新のカーボン技術によって面の安定性は保たれているという、魔法のような設計です。

打感は非常に柔らかく、表現するなら「ボヨン」とした不思議な感覚。最初は「これ、ちゃんとコントロールできているのかな?」と不安になりますが、不思議とボールはコートに収まります。全力で振り抜いても腕への負担が極限まで抑えられているので、体力に自信がない方や、怪我を恐れずテニスを長く楽しみたい方にはこれ以上ない相棒になります。

縦しなりでスピンを極める:シフト

最後に紹介するのが、ウィルソンが満を持して投入した最新シリーズシフトです。

多くのラケットは「横」にしなりますが、シフトは「縦」にしなるよう設計されています。これがどういう体験を生むかというと、スピン量が爆発的に増えるのです。私がシフト 99を試打した際、アウトだと思った軌道のボールが、ベースライン際で急激に落ちて収まる場面が何度もありました。

「もっとエグい軌道で攻めたい」「現代的なスピンテニスで相手を後ろに下げたい」という攻撃的なストローカーにとって、このシフトがもたらす変化は、一度味わうと忘れられないものになるでしょう。


ウィルソンのラケット選びに正解はありません。あるのは「あなたのテニスをどう進化させたいか」という答えだけです。

伝統のプロスタッフで自分を磨くか、ブレードでオールラウンドに戦うか、あるいはウルトラクラッシュで快適さを追求するか。この記事で紹介した「生の声」が、あなたのテニスライフを変える運命の1本に出会うきっかけになれば幸いです。

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