「もう少しだけ球威が欲しい、でも振り抜きやすさは妥協したくない」
そんな悩みを持つソフトテニスプレイヤーが行き着く答えの一つが、ラケットの「0U(ゼロ・ユー)」という規格です。
私自身、長年1UやUXなど様々なスペックを渡り歩いてきましたが、最終的にボルトレイジ 7Sやジオブレイク 70Vの0Uサイズを握った瞬間の「これだ!」という感覚は今でも忘れられません。
本記事では、スペック表の数字だけでは分からない0Uの本当の使い心地を、私の実体験を交えて詳しく解説します。
そもそも「0U」ってどんなスペック?
ソフトテニスのラケット選びで避けて通れないのが「サイズ表示」です。0Uは大きく分けて2つの要素を示しています。
- 「0」:グリップサイズ(太さ)標準的な太さで、手が極端に大きくない限りは最も汎用性が高いサイズです。
- 「U」:重量規格一般的に233〜247g程度を指します。超軽量のUX(210〜225g)と、しっかりした重さの1U(248〜262g)のちょうど中間に位置します。
実際に0Uをコートで使ってみて分かったこと
以前はエフレーザー 7SのUX(軽量モデル)を使用していましたが、試合で相手の強烈なシュートボールを受けた際、ラケットが弾かれてしまう感覚に悩んでいました。そこで0Uに持ち替えてから、プレーが劇的に変わりました。
1. 相手の球威に押し負けない安心感
初めて0Uでストロークを打った時、まず驚いたのは「インパクトの安定感」です。UXに比べてわずか20g程度の差ですが、ボールを捕らえた瞬間にラケットがブレず、自分のパワーがしっかりボールに伝わる感覚があります。ジオブレイク 80Sのような力強いラケットでも、0Uならそのポテンシャルを最大限に引き出せると感じました。
2. ボレーの「一瞬の遅れ」が解消された
「重くなると操作性が落ちるのでは?」と不安でしたが、むしろ適度な重みがあることで、ボレーの際に面が作りやすくなりました。特に前衛でボルトレイジ 8Vの0Uを使っている際、ネット際の早いラリーでも面が安定し、弾き返す力が向上したのを実感しています。
3. 遠心力を利用した鋭い振り抜き
0Uは重すぎないため、スイングスピードを維持したまま、ラケット自体の重みで遠心力を効かせることができます。特に後衛での一本シャフト気味のラケットや、アストロクスシリーズのようなヘッドヘビーなモデルを扱う際、0Uの重量感は「振り抜きの爽快感」と「打球の伸び」を両立させてくれます。
0Uを選んで「正解」だったプレイヤー、後悔したプレイヤー
私の周囲のプレイヤーを見渡しても、0Uとの相性ははっきりと分かれます。
- おすすめする人
- 軽量モデル(UXなど)だと、打ち負けてボールが飛ばないと感じている人
- 操作性を保ちつつ、ストロークに重量感を持たせたい中上級者
- ヨネックス ソフトテニスラケットの標準的な打球感を求めている人
- 慎重に選ぶべき人
- 力が弱く、3セット目の終盤に腕が疲れて振り遅れてしまうジュニアや女性
- 「とにかくラケットは軽ければ軽いほどいい」という操作性特化型の人
結論:迷ったら「0U」が最も失敗の少ない選択
多くのメーカーがソフトテニス ラケットの主力サイズとして0Uを展開しているのは、それが最も「テニスの醍醐味」を味わえるバランスだからだと確信しています。
1Uほど重すぎず、UXほど軽すぎない。この絶妙な中間地点にある0Uは、あなたの技術を次のステージへ引き上げてくれるはずです。もしショップでミズノ ソフトテニスラケットやヨネックスのラケットを手に取ることがあれば、ぜひ0Uのバランスを確かめてみてください。
一度この「黄金比」に慣れてしまうと、もう他のサイズには戻れないかもしれません。


コメント