「最近、ガットのテンションが落ちるのが早い気がする…」
「もっとホールド感が欲しいけれど、どのストリングを選べばいいか分からない」
そんな悩みを抱えていた私が、行きつけのプロショップで勧められたのが「2本張り」でした。それまでは「1本で張るのが普通でしょ?」と思っていましたが、実際に変えてみて驚きました。打球感の鮮明さが、まるでもう一本新しいラケットを買ったかのように変わったのです。
今回は、テニス愛好家の視点から、2本張りを実際に使い込んで感じたリアルな体験談を交え、SEO視点でその魅力と注意点を徹底解説します。
そもそも「2本張り」とは何か?1本張りとの決定的な違い
通常、テニスラケットのガット(ストリング)は1本の長い糸で張り上げることが多いです。これを「1本張り」と呼び、結び目が2箇所(トップとサイドなど)になります。
対して「2本張り」は、縦糸(メイン)と横糸(クロス)を別々の糸で張り上げる手法です。結び目は4箇所に増えますが、これによって「縦と横で別々のテンションをかける」「縦と横で違う種類のストリングを張る」といった自由度が生まれます。
【実体験】2本張りに変えて体感した3つの大きな変化
私がバボラ ピュアドライブに2本張りを採用して感じた、生の声をお届けします。
1. 「賞味期限」が長くなった
1本張りの時は、2週間もするとガットが伸びきったような「ボヨヨン」という打球感になりがちでした。しかし2本張りにすると、縦と横を独立して締め上げられるためか、テンションの維持力が格段に向上しました。特にルキシロン 4Gのような、もともとテンション維持に定評があるポリガットを2本張りにすると、1ヶ月経っても心地よい反発力が続きます。
2. 「ハイブリッド張り」という新しい武器
2本張りの最大のメリットは、縦にナチュラルガット、横にポリガットを張るような「ハイブリッド張り」ができることです。私は縦に柔らかいナイロン、横に硬めのポリを張っています。これにより、ナイロン特有の食いつき感と、ポリのコントロール性能を「いいとこ取り」できました。これは1本張りでは絶対に不可能なカスタマイズです。
3. フレームへの負担が減り、打球がクリアに
2本張りは、フレームに対して均等に圧力がかかるように張る手法(アラウンド・ザ・ワールドなど)と相性が良いです。私自身、インパクト時の不快な振動が減り、スイートスポットで捉えた時の「パチーン!」という澄んだ感触が強くなったのを実感しています。
2本張りのデメリットと、失敗しないための注意点
良いことばかりのようですが、実際に試して気になった点もあります。
- 工賃や時間の問題: ショップによっては「2本張りは手間がかかるので追加料金(数百円程度)」がかかる場合があります。また、即日仕上げが難しいケースもありました。
- 結び目の緩み: 結び目が4箇所になるため、技術の低いストリンガーが張ると、結び目付近のテンションがガクッと落ちることがあります。信頼できるショップ選びが不可欠です。
結論:2本張りは「自分のテニスを研ぎ澄ませたい人」にこそおすすめ
もしあなたが今、「今のラケットに少し物足りなさを感じている」のなら、新しいヨネックス VCOREを買いに走る前に、ぜひ一度「2本張り」を試してみてください。
特に、テクニファイバー X-ONE BIPHASEのような高性能ナイロンを縦に入れ、横に細めのポリを組み合わせるセッティングは、多くの一般プレーヤーにとって「魔法のセッティング」になるはずです。
ガット張りは、単なるメンテナンスではありません。あなたのプレーを支える「エンジンのチューニング」です。次の張り替え時、勇気を持って「2本張りでお願いします」と言ってみませんか?その一言で、あなたのテニスが劇的に進化するかもしれません。


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