「5歳になったし、そろそろラケットスポーツをさせてみたい」
そんな親御さんの期待とは裏腹に、いざスポーツ用品店へ行くとズラリと並ぶラケットの山。「どれも同じに見えるけれど、何が違うの?」と戸惑ってしまう方は少なくありません。
実は、5歳前後のラケット選びは、その後の上達スピードだけでなく、子供がそのスポーツを「好きになるか、嫌いになるか」の分岐点になります。実際に息子とコートに立った私の経験と、多くのパパ・ママのリアルな声を反映した、失敗しないためのガイドをお届けします。
1. 5歳の体格に最適なサイズは「19インチ」か「21インチ」
5歳児の平均身長は約105〜110cm前後。この時期、最も重要なのは「長さ」です。
よくある失敗が、「すぐ大きくなるから」と少し長めのモデルを買ってしまうこと。しかし、5歳の筋力ではわずか数センチの差が命取りになります。ラケットが重すぎたり長すぎたりすると、子供は手首だけで振ろうとしてしまい、変な癖がつくだけでなく、関節を痛めるリスクもあります。
- 身長100〜110cmなら: ジュニアテニスラケット 19インチ
- 身長110cmを超えてきたら: ジュニアテニスラケット 21インチ
私が初めて買ったとき、ショップの店員さんに教わった魔法のチェック法があります。子供にラケットを持たせ、気をつけの姿勢で腕を下げさせます。ラケットの先端が「くるぶし」あたりに来るのがベスト。地面についてしまうようでは、まだ早すぎます。
2. 「軽い」は正義!アルミ製を選ぶべき理由
大人用のラケットはカーボン製が主流ですが、5歳用なら迷わず「アルミ製」を選んでください。理由は単純、圧倒的に軽くて頑丈だからです。
5歳児にとって、ラケットはまだ「精密な道具」ではなく「振り回すおもちゃ」に近い感覚。地面を叩いたり、壁にぶつけたりするのは日常茶飯事です。カーボン製は高価な上に衝撃に弱いですが、アルミ製なら少々手荒に扱っても安心。何より、軽いラケットは「ボールに当たる感覚」を育ててくれます。
特に人気があるのは、ヨネックス ジュニアラケット EZONE や ウィルソン ジュニアラケット のシリーズ。これらは振り抜きやすさが計算されており、非力な子供でも「自分で振っている」という実感が持てます。
3. 実体験:ボール選びで「成功体験」が10倍変わる
ラケットと同じくらい、いえ、それ以上に重要なのが「ボール」です。
普通の黄色いテニスボールを5歳児に使わせてはいけません。硬すぎて重く、跳ねすぎて顔に当たる危険があります。私の失敗談ですが、最初は自宅にあった普通のボールで練習させたところ、息子は「痛いし怖い」と言ってすぐにラケットを置いてしまいました。
そこでおすすめしたいのが「レッドボール」です。
テニス レッドボール は、通常のボールより一回り大きく、空気圧が低いため、5歳児でもゆっくり飛んでくるボールを正確に捉えることができます。「当たった!」「飛んだ!」という小さな成功体験が、子供のやる気に火をつけます。
4. 練習ではなく「遊び」の延長にすること
「フォームを教えなきゃ」と意気込む必要はありません。5歳児にとって、ラケットを持って動くこと自体が全身運動です。
我が家で一番盛り上がったのは、ラケットの上にボールを乗せて歩く「おたまレース」風の遊び。これで自然とラケットの面を安定させる感覚が身につきました。その後、バドミントン セット 子供用 のような大きなシャトルを使って、ふわふわと風に乗るものを追いかける練習へ移行。
まずは「お父さん、お母さんと一緒に遊べて楽しい!」と思わせること。道具は、その楽しさをサポートするための相棒にすぎません。
5. まとめ:最後は「色」で決めていい
機能性について解説してきましたが、5歳のモチベーションを最大化する最後の決め手は「見た目」です。
どれだけ高機能でも、本人が気に入っていない色は使ってくれません。私は最終的に、スペックを絞り込んだ2〜3本の中から、息子に好きな色を選ばせました。自分で選んだ ジュニアラケット ブルー は、彼にとって宝物になり、今では自ら進んでバッグを背負ってコートに向かっています。
安全なサイズ、扱いやすい軽さ、そして本人がワクワクするデザイン。この3つが揃えば、5歳のラケットデビューは大成功間違いなしです。
次にできること: お子様の現在の身長を測ってみてください。もし110cmに満たない場合は、まずは19インチのモデルをチェックすることをおすすめします。


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