「最近、ダブルスのレシーブでラケットが重く感じる……」「練習の後半になると肩が上がらなくなる……」そんな悩みを抱えていた私が、藁にもすがる思いで手にしたのが「6U」という規格の超軽量ラケットでした。
バドミントン界では一般的に4U(84g前後)や5U(79g前後)が主流ですが、6Uはわずか73g程度。この「10gの差」が、私のプレースタイルを劇的に変えてくれました。今回は、実際に6Uをメインラケットとして使い倒して見えた、リアルな使用感とおすすめのモデルを忖度なしでお伝えします。
6Uラケットを握った瞬間に感じた「軽さの衝撃」
初めて6Uのラケットを握った時の感想は、「まるでおもちゃのよう」でした。素振りをしてみると、空気抵抗をほとんど感じず、自分の腕の延長線上にそのままガットがあるような感覚。
実戦で最も恩恵を感じたのは、やはり前衛でのさばきです。相手の速いドライブに対して、今までは「よっこいしょ」とラケットを動かしていたのが、6Uなら「パンッ」と反射的に反応できます。特にダブルスで顔の近くに来るシャトルを、手首だけでコンパクトに弾き返せたときは、思わずニヤリとしてしまいました。
実際どうなの?メリットと直面した壁
メリット:疲労感が驚くほど違う
一番の収穫は、3時間の練習後でも肩や肘がピンピンしていたことです。重いラケットを無理に振って関節を痛めがちな人や、筋力に自信のない女性、ジュニア選手にとって、この負担軽減は最大の武器になります。
デメリット:スマッシュの「重み」は努力が必要
正直に言えば、ラケット自体の重さを利用した「ズドン」という重いスマッシュは打ちにくくなります。自分自身のスイングスピードを上げ、しっかり「弾く」感覚を掴むまでは、球が軽く感じてしまうかもしれません。また、軽量ゆえにフレームの強度がシビアで、高テンションでガットを張るのが怖いという側面もあります。
経験者が選ぶ!失敗しない6Uラケットのおすすめ
実際にコートで見かけ、評価が高いモデルを厳選しました。
1. 圧倒的な人気を誇る超軽量の王道
ヨネックス アストロクス006U界のパイナップル、もとい金字塔です。とにかく軽く、かつアストロクスシリーズ特有の「回転力」があるため、スマッシュの威力も損なわれにくい設計。迷ったらこれ、と言える一本です。
2. 操作性重視ならこの一本
ヨネックス ナノフレア001ヘッドライト(手元重心)で、さらに操作性を研ぎ澄ませたモデル。初心者から中級者のレディースプレーヤーまで、幅広い層に支持されています。
3. コストパフォーマンスと扱いやすさの両立
ミズノ アルティウス 08しなりを感じやすく、非力な方でもシャトルを奥まで飛ばしやすいのが特徴。打球感が柔らかく、肘への衝撃を最小限に抑えたい人に最適です。
結論:6Uは「技術を補う魔法」になるか
「ラケットは重いほうが威力が出る」というのは正論ですが、それは最後まで振り切れる体力があってこそ。もしあなたが、重さのせいで反応が遅れたり、後半にミスが増えたりしているのなら、6Uへの移行は間違いなく「正解」です。
操作性が上がれば、届かなかった球が拾えるようになり、バドミントンがもっと楽しくなります。ぜひ、この異次元の軽さを一度体感してみてください。
次の練習で、あなたの守備範囲が劇的に広がるはずです。


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