「そろそろ初心者用を卒業して、本格的なラケットが欲しい」そう思った時に必ずぶつかる壁が、UL0やUXL1といった謎のアルファベットと数字の羅列ですよね。
私も中学2年生の夏、周りが買い替え始める中で「なんとなく強そうだから」と深く考えずに選んで後悔した経験があります。今回は、実際にヨネックス ジオブレイク 50VのUL0を使い込んできた私の実体験をベースに、UL0というスペックの正体を徹底的に深掘りします。
UL0の正体:軽すぎず、太すぎない「黄金のバランス」
まず結論から言うと、UL0は「しっかり振れるようになってきた中級者への入り口」です。
- UL(重量): 約231〜245g。軽量なUXL(約211〜225g)よりも重く、ボールにパワーを伝えやすい重さです。
- 0(グリップサイズ): 標準的な太さ。迷ったら0と言われるほど、多くの日本人の手に馴染むサイズ感です。
私が初めてミズノ エフスピード V-05のUL0を握った時、それまでの初心者用ラケットに比べて「あ、少しズッシリくるな」と感じたのを覚えています。でも、その「ズッシリ」こそが、相手の強いサーブを跳ね返すための武器になるんです。
【実録】UL0に変えてから起きた3つの変化
1. 相手のスピードボールに打ち負けなくなった
軽量モデルを使っていた頃は、相手の速球に対してラケットが弾かれてしまい、面がブレることが多々ありました。UL0にしてからは、ラケット自体の重さが「壁」になってくれる感覚があります。特にヨネックス ボルトレイジ 7Sのような攻撃的なモデルのUL0を使うと、自分の力がそのままボールに乗り、面白いように深いシュートボールが打てるようになりました。
2. 「振り抜く力」が試される感覚
正直に言えば、最初の1週間は手首が少し疲れました。UXLから持ち替えると、たった20g程度の差でも、100回、200回とスイングを繰り返すと重みが効いてきます。「楽に飛ばす」のではなく、「自分のスイングで飛ばす」感覚が求められる。これがUL0のリアルな洗礼です。
3. グリップサイズ「0」の絶妙なフィット感
私は手が標準的な大きさですが、ヨネックス ウェットスーパーグリップを1枚巻いてちょうど良い太さになります。これが「1」だと太すぎて手首の自由が効かず、「UXL0」のように軽すぎるとスイングが軽薄になってしまう。UL0という組み合わせは、まさに「攻守のバランス」が取れた絶妙なセッティングだと痛感しました。
失敗しないためのアドバイス:こんな人はUL0を選んではいけない
ここまでメリットを伝えましたが、以下に当てはまる人はヨネックス エアートライドのような軽量UXLモデルにとどめておくべきです。
- まだスイングの形が固まっていない初心者
- 手首の筋力に自信がない小柄なプレイヤー
- ボレーの瞬発力だけを極限まで高めたい前衛
逆に、「もっと重い球を打ちたい」「打ち負けたくない」という向上心があるなら、UL0は最高の相棒になります。
まとめ:UL0はあなたの成長を加速させる
最初は少し重く感じるかもしれません。でも、その重さを使いこなせるようになった時、あなたのショットの威力は一段階上のステージへ上がります。
もしあなたが今、ヨネックス ジオブレイク 70Sのような中上級者向けモデルでUL0を選ぶか迷っているなら、思い切って飛び込んでみる価値は十分にあります。その一歩が、試合で勝ち切るための「あと一本」を生み出してくれるはずですから。


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