テニスを始めて数年、スクールでも中級クラスに上がり、「そろそろ初心者用の軽いラケットでは物足りない」と感じていませんか?私もかつて、初級モデルの初心者用テニスラケットで強引に打ち込み、ボールが収まらずに悩んだ時期がありました。
中級者が次に手にするべきは、単に「飛ぶ」ラケットではなく、自分のスイングの力を正確にボールに伝え、コートに収める「コントロール性能」を兼ね備えた一本です。
中級者がラケット選びで失敗しないための3つのポイント
中級レベルになると、スイングスピードが上がり、インパクトの瞬間に求める感覚も繊細になります。以下の3点は必ずチェックしましょう。
- 重量とバランスの「黄金比」を見つける一般的に中級男性なら300g前後、女性なら280g前後のテニスラケットが扱いやすいとされます。しかし、数字以上に大切なのが「振り抜きの良さ」です。トップヘビーすぎると操作性が落ち、手首を痛める原因にもなります。
- フレーム厚による反発力の違いを知る厚いフレーム(26mm〜)は楽に飛びますが、中級者がフルスイングするとアウトが増えます。少し薄めのフレーム(22〜24mm)に挑戦することで、自分の力でボールを「潰して打つ」感覚が養われます。
- プレースタイルの自己分析「ストロークで粘りたい」のか「ボレーで決めたい」のか。自分の得意なプレーを助けてくれる相棒を選びましょう。
【体験談】私が初心者モデルから中級モデルに買い替えて感じた変化
私が初めて本格的な中級モデル、バボラ ピュアドライブに持ち替えた時の衝撃は今でも忘れません。
それまでは「当てれば飛ぶ」ラケットでしたが、中級モデルは「打てば打つほど、意思通りにボールが落ちる」のです。特にバックハンドの際、ラケットの面が負けずに安定し、深いボールを返せるようになったことで、試合での勝率が劇的に上がりました。最初は「少し重いかな?」と感じても、一週間もすればその重さがスイングに安定感をもたらしてくれることに気づくはずです。
【タイプ別】中級者におすすめの人気ラケット10選
中級者のニーズに応える、信頼のモデルを厳選しました。
1. 黄金スペックの王道
- バボラ ピュアドライブ「迷ったらこれ」と言われる最強の定番。圧倒的なパワーと、中級者に必要な安心感を提供してくれます。
- ヨネックス EZONE 100柔らかい打球感と爆発的なパワーが共存。日本人のスイングに馴染みやすい設計です。
2. コントロール・スピン重視
- ウィルソン ブレード 98しなりを感じやすく、狙った場所に正確に打ち込みたいストローカーに最適。
- ヘッド スピード MPジョコビッチ使用モデルの一般向け。スピードとコントロールのバランスが絶妙です。
- ヨネックス VCORE 100跳ね上がるようなスピンを打ちたいなら、このラケットの右に出るものはありません。
3. 操作性・フィーリング重視
- ダンロップ FX500食いつきが良く、ボレーの操作性が抜群。ダブルスをメインにする方におすすめ。
- プリンス ビースト 100独自の「テキストリーム」素材により、不快な振動が少なく、クリアな打球感を楽しめます。
- テクニファイバー TF-X1衝撃吸収に優れ、肘への負担を抑えつつ鋭いボールが打てます。
- ヘッド ラジカル MP「オールラウンド」を体現した一本。どんな状況でも対応できる汎用性が魅力。
- ウィルソン ウルトラ 100ボレーの弾きが鋭く、ネットプレーでの「壁」のような安定感があります。
中級者が試打する際にチェックすべき項目
ショップで試打する際は、以下の感覚を大切にしてください。
- スイートスポットを外した時の感触: 完全に芯を外した時、手に嫌な振動が残らないか?
- ボレーの取り回し: ネット際ですばやくラケットをセットできるか?
- サーブの振り抜き: 肩に負担を感じず、スムーズに振り切れるか?
カタログスペック上の「飛び」よりも、実際にコートで打った時の「安心感」を優先しましょう。
まとめ|自分に最適な一本でレベルアップしよう
中級者にとって、ラケット選びは「テニスがもっと楽しくなるか」の分岐点です。自分の成長を後押ししてくれるテニスラケットに出会えれば、これまで取れなかったボールが取れるようになり、打てなかったコースに打ち込めるようになります。
まずは気になる一本を手に取ってみてください。その一歩が、上級者への階段を上る大きなきっかけになるはずです。


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