【実録】ラケットのテンションで劇的に変わる?自分に最適なポンド数を見つける完全ガイド

未分類

「最近どうもボールが飛ばない」「コントロールが定まらない」……。そんな悩みを抱えたとき、真っ先にラケットの買い替えを検討していませんか?ちょっと待ってください。実はその悩み、ストリングの「テンション」ひとつで解決する可能性が非常に高いのです。

テニスやバドミントンにおいて、ラケットは「フレーム」ですが、実際にボールを飛ばす「エンジン」はストリングです。今回は、私が数々のポンド数を試し、時には肘を痛め、時には「これだ!」という神セッティングに出会った経験をもとに、テンション選びの真実を語り尽くします。

そもそも「テンション」で何が変わるのか?

一般的に「高く張ればコントロールが良くなり、低く張れば飛距離が出る」と言われます。しかし、実際に打ってみるとその感覚はもっと複雑で官能的なものです。

  • 高テンション(硬め)の感覚打球感は「パチッ」と乾いた音になり、手のひらに衝撃がダイレクトに伝わります。面がブレないため、フルスイングしてもコートに収まる安心感がありますが、スイートスポットを外した時の絶望感(飛ばなさ)は凄まじいです。
  • 低テンション(緩め)の感覚ボールを一度「グニュッ」と受け止めてから放り出すような、ホールド感があります。非力な状態でも勝手にボールが伸びていく感覚があり、守備的な場面で非常に助けられます。

私が体験した「5ポンドの天国と地獄」

以前、私はプロへの憧れからテニスラケットに58ポンドという高テンションで張っていました。若さゆえの過ちです。

結果はどうだったか。最初の30分は快調でした。鋭いショットがライン際に決まります。しかし、試合の後半になるにつれて、振動が手首と肘に蓄積し、後半はラケットを振るのが苦痛でしかたありませんでした。翌日、人生初の「テニス肘」を経験し、1ヶ月の休養を余儀なくされたのです。

復帰後、思い切って48ポンドまで落としてみました。最初は「飛びすぎてアウトするかも」と不安でしたが、実際にはストリングがボールをしっかり「掴む」ため、スピンが面白いようにかかります。無理に力まなくても生きたボールが飛ぶようになり、結果としてプレーの寿命が延びたと確信しています。

失敗しないための「適正」の見極め方

自分に合ったテンションを見つけるには、まず基準を知ることです。一般的な黄金スペックのラケット(300g前後)であれば、まずは「48〜52ポンド」あたりからスタートすることをおすすめします。

そこから、以下のチェックリストで微調整してみてください。

  1. 「もう少しボールを深く飛ばしたい」→ 次回の張り替え時にテンションを2〜3ポンド下げてみる。
  2. 「思い切り振るとアウトが怖い、もっと抑えたい」→ 2〜3ポンド上げて、面の安定性を高める。
  3. 「冬場になると急にボールが飛ばなくなった」→ 冬は気温でガットが硬くなるため、意図的に2ポンドほど下げて設定する。

特にポリエステルストリングを使用している方は注意が必要です。ポリは劣化(テンションロス)が早いため、切れていなくても1ヶ月も経てば「別物」になります。コントロールが急にバラつき始めたら、それは腕のせいではなく、ストリングの賞味期限切れかもしれません。

結論:テンションは「心の余裕」を生む

自分にぴったりのテンションが見つかると、無駄な力みが消えます。ミスショットの原因が「自分の技術」なのか「セッティング」なのかが明確になるからです。

もし今、自分のプレーに迷いがあるなら、ぜひ次回の張り替え時に数ポンドだけ設定を変えてみてください。その数ポンドの差が、あなたのテニスライフを劇的に変えるスパイスになるはずです。

まずは信頼できるショップで、ストリングを選び直すことから始めてみませんか?

コメント

タイトルとURLをコピーしました