「ラケット競技を始めてみたいけれど、何を基準に選べばいいのかさっぱり分からない……」そんな悩みをお持ちではありませんか?
私もかつて、テニスを始める際に「どれも同じだろう」とデザインだけで選んだ結果、重すぎて腕を痛め、数ヶ月で買い換えるという苦い経験をしました。ラケットは単なる道具ではなく、自分の筋力やプレースタイルを補完してくれる「身体の延長」です。
この記事では、ラケットの基礎知識から、私の失敗談に基づいた「本当に後悔しない選び方」まで、初心者の方に寄り添って詳しく解説します。
そもそも「ラケット」とは?
ラケットとは、テニスやバドミントン、卓球などの競技において、ボールやシャトルを打ち返すための用具の総称です。
一般的には「フレーム」「グリップ(持ち手)」「打球面(フェイス)」のパーツで構成されています。競技によって素材は木製、カーボン、アルミニウムなど様々ですが、現代のスポーツシーンでは、軽量で高強度なカーボン素材が主流となっています。
競技別・ラケットの特徴と「打った感覚」の違い
競技によってラケットに求められる役割は驚くほど異なります。実際に私がコートで感じた感触を交えてご紹介します。
テニスラケット
テニスラケットは、時速200kmを超えるサーブを受け止めるための「剛性」が求められます。
- 打球感: ボールの重みをダイレクトに感じ、押し返す感覚が魅力です。
- 代表的な選択肢: 安定したコントロール性能を求めるなら バボラ ピュアドライブ や ヨネックス EZONE が定番です。
バドミントンラケット
驚くほど軽く、手首の「しなり」を利用してシャトルを飛ばします。
- 打球感: ムチのようにしなり、パチンという弾きが心地よいです。
- 代表的な選択肢: 初心者から上級者まで愛される ヨネックス ナノフレア シリーズなどは、振り抜きの良さが圧倒的です。
卓球ラケット
ラケット本体よりも「ラバー(表面のゴム)」が性能を左右します。
- 打球感: ボールが吸い付くような感覚や、超高速で弾け飛ぶ感覚など、ラバー次第で世界が変わります。
- 代表的な選択肢: バタフライ ビスカリア などのカーボン入りは、軽い力で強い球が打てると人気です。
失敗から学んだ「後悔しない選び方」3つのポイント
ネットの評判だけで決めるのは禁物です。以下の3点を意識するだけで、私のような「買い直し」のリスクは激減します。
1. 「重さ」は背伸びをしない
よく「重いラケットの方がパワーが出る」と言われますが、初心者が重いものを使うと、後半に振りが遅れてフォームを崩します。私は最初、プロ仕様の300g超のテニスラケットを選びましたが、1時間の練習で手首が悲鳴をあげました。まずは「自分が楽に100回振れる重さ」から始めるのが鉄則です。
2. グリップの「太さ」を軽視しない
意外と盲点なのがグリップです。太すぎると握力が必要になり、細すぎるとラケットが面ブレします。店頭で握ってみて、指と手のひらの間に少し隙間ができるくらいがベスト。迷ったら、後からオーバーグリップテープで調整できる「少し細め」を選ぶのが賢い選択です。
3. ストリング(ガット)の「硬さ」は緩めでいい
「プロはパンパンに硬く張っているから」と真似するのは危険です。硬く張ると反発力は増しますが、その分、衝撃がダイレクトに腕にきます。初心者は少し「緩め(低いポンド数)」に張ることで、トランポリンのような弾みを利用でき、楽に飛ばすことができます。
最後に:最高の1本は「ワクワク」させてくれるもの
機能面を色々とお話ししましたが、最後に一番大切なのは「そのラケットを持ってコートに立ちたいか?」という直感です。
お気に入りのカラーや、憧れの選手が使っているモデル(例:ウィルソン プロスタッフ など)を持つことで、練習のモチベーションは格段に上がります。スペックで候補を2〜3本に絞ったら、最後は自分の感性で選んでみてください。
道具にこだわれば、スポーツはもっと楽しくなります。あなたにとって最高の相棒が見つかることを願っています!


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