「まさか自分のラケットが……」
そんな絶望感に襲われているあなたへ。私も数年前、お気に入りのラケットを練習中に盗まれました。コート脇に置いていたわずか数分の隙に、バッグごと消えていたのです。
ラケットが盗まれると、金銭的なダメージだけでなく、相棒を失ったような深い悲しみと犯人への怒りでパニックになりますよね。しかし、立ち止まっている暇はありません。今すぐ動けば、手元に戻る可能性や、金銭的な補償を受けられるチャンスが残っています。
本記事では、私の苦い実体験をもとに、ラケット盗難直後にすべきことと、泣き寝入りしないための具体的な方法をまとめました。
1. ラケットが盗まれた直後にすべき3つのこと
盗難に気づいたら、まずは深呼吸して以下の3ステップを迅速に行ってください。
施設・店舗への確認
まずは周囲をくまなく探しましょう。誰かが間違えて持って行った可能性もあります。施設の管理事務所やコートの受付に「忘れ物」として届いていないか確認し、もし防犯カメラがある場所なら、映像の確認をお願いしてみてください(個人では見せてもらえない場合が多いので、警察を通す準備をします)。
警察へ「被害届」を出す
これが最も重要です。「どうせ見つからない」と諦めてはいけません。後述する「保険金」の請求や、中古販売店でラケットが発見された際の所有権証明に、警察が発行する受理番号が必須となります。
SNSでの拡散とフリマアプリのチェック
Twitter(X)などで「#拡散希望」「#ラケット盗難」とつけて投稿しましょう。テニスやバドミントンのコミュニティは意外と狭いものです。また、メルカリやヤフオク!で自分のラケットが出品されていないか、毎日チェックを始めてください。
2. 【体験談】盗まれたラケットはどこへ行く?発見のヒント
私のラケットがどうなったかというと、数日後、自宅から30km離れたリサイクルショップで見つかりました。
フリマアプリの監視
犯人はすぐに現金化したいため、メルカリなどのフリマアプリへ出品することが多々あります。「モデル名+ガットの色+傷の箇所」で絞り込み検索をかけ、アラート設定をしておきましょう。
近隣のリサイクルショップ巡り
犯人は足がつくのを恐れ、少し離れた地域の中古ショップに持ち込むことがあります。実際に店舗を回り、自分のラケットの特徴(グリップテープの巻き方や、フレームの特有の傷など)を店員さんに伝えておくと、買取時に気づいてくれるケースもあります。
3. 泣き寝入りしない!「損害保険」で買い直す方法
ラケットが見つからなくても、金銭的なダメージを最小限に抑える方法があります。
火災保険の「携行品損害特約」
実はこれが最強の味方です。住宅の火災保険に「携行品損害」という特約が付いていれば、外出先での盗難も補償対象になります。私もこの保険のおかげで、当時の購入金額に近い保険金を受け取ることができました。
クレジットカードの付帯保険
購入時にクレジットカードを利用していれば、ショッピング保険が適用される場合があります。購入から90日以内などの期限はありますが、一度カード会社に問い合わせる価値はあります。
4. 二度と盗ませない!最強のラケット盗難防止策
二度とあんな思いはしたくない。そう痛感した私が現在行っている対策です。
スマートタグの装着
今はAirTagをラケットバッグの裏地に縫い付けたり、グリップエンドのキャップ内に仕込んだりするのが常識になりつつあります。位置情報がスマホで追える安心感は絶大です。
物理的な施錠
バッグのファスナーには必ずダイヤル錠をかけています。犯人は「手間がかかるもの」を嫌います。見た目だけで「このバッグは面倒だ」と思わせることが最大の抑止力です。
シリアルナンバーの記録
新品を買ったら、まずスマートフォンでシリアルナンバーと全体の写真を撮影してください。これがなければ、警察もショップも「あなたのものだ」と断定できません。
まとめ:失ったショックを力に変えて
ラケットを盗む輩は、スポーツを愛する心を踏みにじる最低な人間です。しかし、あなたがそこで競技を諦めてしまうのが一番の損失です。
まずは警察へ行き、保険を確認し、次の一歩を踏み出しましょう。この記事が、あなたの相棒を取り戻す、あるいは新しい相棒と共にコートに戻るきっかけになれば幸いです。


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