テニスを始めたばかりの頃、誰もが最初にぶつかる壁が「ラケットの持ち方」です。私も中学の部活で初めてラケットを握った時、先輩から「包丁を持つように」と言われたものの、実際にボールを打つと手首がグラグラしてしまい、どこに力を入れればいいのか全く分かりませんでした。
実は、テニスの持ち方(グリップ)には正解が一つではありません。自分のプレイスタイルや、どんな球を打ちたいかによって最適な握り方は変わります。この記事では、私が10年以上のテニス経験の中で試行錯誤し、時には手首を痛めて失敗もしながら辿り着いた「本当に上達するグリップの使い分け」を、生の体験談とともにお伝えします。
まずは基本!グリップの「角」を意識しよう
テニスのラケットの柄(グリップ)をよく見ると、正八角形になっています。この「どの面に人差し指の付け根を当てるか」で、ボールの飛び方が劇的に変わります。
私が初心者の頃に失敗したのは、ラケットの面を地面と平行にしてベタッと握ってしまうことでした。これでは手首の自由が効かず、強いボールが打てません。まずは、グリップの角を意識して、指の付け根の関節をどこに置くかを確認することから始めましょう。
主要な4つの持ち方と、私が使って感じたリアルな本音
1. コンチネンタルグリップ(包丁握り)
その名の通り、包丁を持つように握るスタイルです。
- 体験談: 最初はこの握りでフォアハンドを打とうとして、全くボールが飛ばずに絶望しました(笑)。しかし、ボレーを習い始めた瞬間にこのグリップの神髄に気づきました。面が自然と上を向くので、ネット際での反応速度が格段に上がります。サーブでも回転がかけやすく、スライスサーブを習得した時は「コンチネンタル様々だ」と痛感しました。
2. イースタングリップ(握手握り)
ラケットの面を手のひらで見立てるような、直感的な握り方です。
- 体験談: 昔ながらの「基本」と言われる持ち方ですが、実際にやってみるとフラット系の厚い当たりが非常に打ちやすいです。私は低い打点のボールを処理する際、この握りに少し近づけることで、ネットミスを減らすことができました。
3. セミウエスタングリップ(現在主流の王道)
イースタンとウエスタンの中間です。現在のプロ選手の多くが採用しています。
- 体験談: 最終的に私がメインに落ち着いたのがこれです。スピンもしっかりかかるし、パワーも伝わりやすい。特にテニスラケットの最新モデルのような、反発性能が高いラケットとの相性が抜群に良いと感じます。適度な安心感があり、現代テニスをプレイするならまずこれを目指すべきだと断言できます。
4. ウエスタングリップ(厚い握り)
さらに手のひらを下から当てる、かなり極端な握り方です。
- 体験談: グリグリの強烈なスピンを打ちたくて挑戦した時期がありましたが、正直、初心者のうちはおすすめしません。低い球を拾うのが非常に難しく、私は一時期これで腰を痛めかけました。ただ、高い打点で叩く時の威力は凄まじく、クレーコートなどで真価を発揮するグリップです。
道具へのこだわりが上達を加速させる
どれだけ持ち方を工夫しても、グリップが滑ってしまっては元も子もありません。私は夏場の練習中、手汗でラケットが飛んでいきそうになった経験があります。それ以来、グリップテープは常にバッグに3本は常備し、2週間に一度は必ず巻き替えるようにしています。
また、握り心地を左右するのはテープだけでなく、中のクッション性も重要です。リプレイスメントグリップが劣化していると、どれだけ上にテープを巻いても角がボヤけてしまいます。「持ち方が安定しない」と悩んでいる人は、一度中身から見直してみるのも手ですよ。
まとめ:自分だけの「しっくりくる」を見つけよう
テニスの持ち方は、一度覚えたら一生そのまま、というものではありません。調子が悪い時に少し握りを薄くしたり、逆にチャンスボールで厚く握り直したりと、状況に合わせて変化させていくものです。
まずはセミウエスタンから試してみて、自分の打球がどう変化するかを楽しんでみてください。指一本分の位置の違いで、昨日まで入らなかったショットが魔法のように決まり始める。その瞬間の快感こそが、テニスの醍醐味ですから。
次は、テニスシューズの選び方や、コートでのフットワークについても考えてみると、より一層プレイに自信が持てるはずです。
こちらの構成案でよろしいでしょうか。さらに具体的な練習メニューの追加や、特定の商品レビューを含めた内容への調整も可能です。


コメント