【体験談】卓球ラケットのロング加工で威力は変わる?メリット・デメリットと依頼方法を徹底解説

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「あと数センチ、いや数ミリでもリーチがあれば届いたのに……」

「もっと遠心力を利かせて、重いドライブを打ち込みたい」

卓球を続けていると、自分のプレースタイルと市販のラケットの「長さ」の間に、微妙なズレを感じることがあります。そんなこだわり派のプレーヤーが行き着くカスタマイズの一つが「ロング加工(グリップ延長)」です。

今回は、実際にロング加工を施したラケットを使用した体験談を交えながら、その効果やリスク、具体的な依頼方法までを徹底的に深掘りします。


卓球ラケットの「ロング加工」とは?

ロング加工とは、ラケットのグリップエンド(柄の底部)に木材を継ぎ足し、ラケット全体の長さを標準(約257mm前後)よりも長くする加工を指します。

通常、10mm程度の延長を行うケースが多く、これによりスイングの半径が大きくなり、物理的な「遠心力」を増幅させることが狙いです。例えば、人気のインナーフォース レイヤー ALCのようなモデルをベースに、自分専用のロング仕様へカスタムする選手も少なくありません。

【体験レビュー】ロング加工で打球感はどう変わったか?

実際にロング加工を施したラケット(10mm延長)を3ヶ月間使い込んだ筆者の、生々しい体験談をお伝えします。

1. 「遠心力」が別次元になる

まず驚いたのは、ドライブの破壊力です。スイングの弧が大きくなるため、ボールを捉えた瞬間に伝わるパワーが明らかに増しました。中陣から引き合いをした際、以前ならネットにかかっていたような低い打点のボールが、グンと伸びて相手のコート深くへ突き刺さる感覚は快感の一言です。

2. サーブの回転量と「しなり」の増加

グリップを長くすることで、手首の可動域に余裕が生まれます。特に下回転サーブを切る際、グリップエンドが邪魔にならず、最後までしっかり振り抜けるようになりました。また、わずかに重心が先端に寄るため、ラケットが「しなっている」時間が長く感じられ、回転をかける感覚がより鮮明になります。

3. 前陣での取り回しには「慣れ」が必要

一方で、デメリットも体感しました。一番の課題は「切り返し」です。重心が先端に寄る(トップヘビーになる)ため、ピッチの速い前陣でのバック対バックでは、ラケットを戻す動作にコンマ数秒の遅れが出ました。このあたりは、筋力でカバーするか、ラバーを少し軽いテナジー05FXのようなタイプに変えて調整する工夫が必要です。

ロング加工のメリット・デメリットまとめ

体験から見えてきた、メリットとデメリットを整理します。

メリット

  • 圧倒的な威力アップ: 遠心力により、スピード・回転量ともに向上します。
  • 守備範囲の拡大: わずか1cmの差ですが、遠いボールへの「あと一歩」が届くようになります。
  • 独自の打球感: 市販品にはない、手に吸い付くような独特の重量バランスを手に入れられます。

デメリット

  • 操作性の低下: 重心の変化により、細かい台上処理や切り返しが難しくなる場合があります。
  • 公式戦でのリスク: 日本卓球ルールではラケットの形状に一定の規定があります。大幅な変更は審判の判断によって使用不可となる可能性があるため、注意が必要です。
  • 加工後の修復不可: 一度接着した木材を剥がして元に戻すのは、強度や見た目の面で非常に困難です。

失敗しないための依頼・加工方法

「自分で木材を買ってきて接着する」というDIY派もいますが、仕上がりの美しさと強度を求めるなら専門業者への依頼がベストです。

  1. 専門の修理工房に相談する: 卓球ラケットの修理や特注を行っている工房では、継ぎ目が目立たない精巧な加工が可能です。
  2. 重量バランスを指定する: 単に長くするだけでなく、中に重りを入れるのか、軽い木材を使うのかを相談しましょう。
  3. ベースラケット選び: 加工によって重心が変わるため、元々が少し軽めのラケット(例:張本智和 インナーフォース ALCの軽量個体など)を選ぶと、加工後の重量をコントロールしやすくなります。

まとめ

卓球ラケットのロング加工は、万人向けではありません。しかし、「今の技術のまま、もう一段階上の威力を手に入れたい」と願う攻撃型プレーヤーにとっては、最高の解決策になる可能性があります。

もしあなたが今のラケットに物足りなさを感じているなら、まずは中古のラケットなどでその変化を試してみてはいかがでしょうか。その数ミリの差が、あなたの卓球人生を変えるかもしれません。


この記事を読んで、さらに具体的な加工費用やおすすめの業者を知りたくなりましたか?

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