テニスを始めて最初にぶつかる壁が「ラケットの握り方」です。スクールで「薄く握って」「厚く握って」と言われても、正直ピンときませんよね。私も初心者の頃、コンチネンタルグリップでボレーを打とうとして手首をグキッと痛めた経験があります。
実は、グリップ一つでボールの回転量も、コートに収まる確率も、そして翌日の筋肉痛の場所まで変わります。この記事では、各グリップの基本から、私が15年のテニス歴で感じた「生の声」まで、SEOの枠を超えてリアルに解説します。
握り方の基本:グリップの「8角形」を指先で感じよう
ラケットの柄は丸棒ではなく、8角形になっています。この「面(ベベル)」のどこに人差し指の付け根(指の付け根の関節)を当てるかで、握りの種類が決まります。
多くの初心者がやりがちなミスは、手のひら全体でベタッと握ってしまうこと。これではラケットの操作性が死んでしまいます。コツは、人差し指と中指の間にテニスボール1個分…とまではいきませんが、指1本分の隙間を作ること。これだけで、手首の自由度が劇的に上がります。
【体験談別】テニスラケットの握り方4選
1. コンチネンタルグリップ(包丁握り)
文字通り、包丁を持つように握るスタイルです。
- 用途: サーブ、ボレー、スライス。
- 本音の体験談: 正直、最初は一番「気持ち悪い」握り方です。この握りでストロークを打とうとすると、面が上を向いてホームランになります。しかし、ボレーに関しては別。私は最初イースタンでボレーをしていましたが、逆サイドに来た時に手首が回らず絶望しました。コンチネンタルに矯正してからは、手のひらで壁を作る感覚が分かり、ネットプレーが劇的に楽しくなりました。
2. イースタングリップ(握手握り)
ラケット面と手のひらが並行になる、握手のような握り方です。
- 用途: フラットなストローク。
- 本音の体験談: 「厚い当たり」を最も実感できる握り方です。ボールを「叩き潰す」感覚が手のひらにダイレクトに伝わります。ただ、最近の速いテニスだと、少しでも打点が遅れるとバックアウトしやすいのが難点。私は、フラットで一撃必殺を狙いたい時だけこの握りに戻します。
3. セミウエスタングリップ(現代の王道)
イースタンとウエスタンのちょうど中間。現代テニスの標準です。
- 用途: オールラウンド。
- 本音の体験談: 迷ったらこれです。地面に置いたヨネックス テニスラケットを上からパッと拾った時の握りです。スピンもかかるし、スピードも出る。「あ、今のボール、コートに沈んでくれた!」という安心感は、この握りが一番得やすいです。
4. ウエスタングリップ(厚い握り)
さらに手のひらを地面側に向ける、かなり「厚い」握り方。
- 用途: 強力なトップスピン。
- 本音の体験談: 高い打点の球をひっぱたく時の爽快感は異常です。エグいほどボールが跳ねます。ただし、低い球を打つ時はスクワット並みに膝を落とさないとネットに直撃します。翌日の太ももの筋肉痛が激しいのは、だいたいこの握りで頑張りすぎた時です。
結局どれがいい?上達への最短ルート
結論から言えば、ストロークは「セミウエスタン」から入るのが最も効率的です。理由は簡単で、現代のテニス ガットの進化により、少し厚めに握ったほうが道具の性能を引き出せるからです。
もしあなたが「もっとスピンをかけたい」なら少し厚くし、「もっとスピードを出したい」なら少し薄くする。そうやって、自分だけの「心地よいスポット」を探してみてください。
最後に一つ。グリップテープの鮮度は握り心地に直結します。ウィルソン オーバーグリップテープのような吸い付くタイプのテープを巻くだけで、無駄な握力が抜け、ショットが安定します。握り方を研究する前に、まずはボロボロのテープを替えることから始めてみるのも、一つの上達法ですよ。
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