「何か新しい趣味を始めたい」「体を動かしてリフレッシュしたい」そう思った時、真っ先に候補に挙がるのがラケットスポーツではないでしょうか。一人で壁打ちに没頭するもよし、仲間とダブルスで汗を流すもよし。ラケット一本あれば、日常とは違う爽快な世界が広がります。
しかし、いざ始めようとすると「テニスとバドミントン、どっちがハード?」「運動神経に自信がなくても楽しめるのは?」と悩んでしまうもの。今回は、主要なラケットスポーツから話題の最新競技まで、実際にコートに立って感じた「生の声」を交えて徹底解説します。
ラケットを使うスポーツにはどんな種類がある?
一口にラケットスポーツと言っても、コートの広さやボールの材質、そして「壁」を使うかどうかでプレイスタイルは劇的に変わります。まずは代表的な競技を一覧で見てみましょう。
| 競技名 | 主なフィールド | 特徴 | 運動量 |
| テニス | 屋外・屋内コート | 王道のスポーツ。爽快感が抜群。 | 高 |
| バドミントン | 体育館(屋内) | シャトルの速さと繊細な駆け引き。 | 非常に高 |
| 卓球 | 屋内 | 狭い面積での超高速ラリーと回転。 | 中〜高 |
| スカッシュ | 四方を壁に囲まれた室 | 壁のリバウンドを利用する。 | 最高 |
| パデル | 強化ガラスに囲まれたコート | スペイン発祥。テニス+壁の戦略性。 | 中〜高 |
| ピックルボール | 小型コート(屋外・内) | 低負荷で誰でもすぐに楽しめる。 | 低〜中 |
【体験レポ】人気のラケットスポーツ|実際にやってみた感想
1. テニス:広いコートを駆け抜ける圧倒的な解放感
私が初めてテニスラケットを握った時、驚いたのは「ボールを捉えた時の重み」でした。初心者用のテニスラケットを選び、スクールの体験レッスンに参加。最初は空振りばかりでしたが、ガットの芯で捉えた「パコーン!」という乾いた音と共にボールが相手コートへ吸い込まれた瞬間、全身に電気が走るような快感を覚えました。
- リアルな体験: 夏場の屋外テニスは想像以上にハードです。しかし、試合後のビールや炭酸水の美味しさは他の何物にも代えられません。
- 注意点: 独学だと変な癖がつきやすく、手首を痛めることも。最初はプロの指導を受けるのが上達への近道です。
2. バドミントン:見た目の軽やかさに反する「格闘技」的ハードさ
中学の部活動や公園でのレジャーでお馴染みのバドミントンですが、競技としてのそれは別次元です。ヨネックス バドミントンラケットを手にコートに入ると、シャトルが風を切る「シュッ」という音が響きます。
- リアルな体験: 初めて本格的なラリーをした翌日、お尻と太ももが猛烈な筋肉痛になりました。絶え間ないストップ&ゴーの連続で、実はテニス以上に足腰を酷使します。
- 魅力: ネット際のヘアピンショットが決まった時の「してやったり感」は、戦略系ゲームが好きな人にはたまらないはずです。
3. 卓球:コンマ数秒の判断が勝敗を分ける究極の精密競技
温泉卓球のイメージで卓球ラケットを握ると、その奥深さに圧倒されます。
- リアルな体験: 上手い人のカットボールを打とうとしたら、ボールが真下にボトッと落ちました。目に見えない「回転」を読み取る脳トレのような側面があります。
- 魅力: 激しく走り回る必要がないため、80代の方と10代が本気で勝負できる、まさに生涯スポーツの鑑です。
4. スカッシュ:30分でヘトヘト!最強の脂肪燃焼効率
「短時間で効率よく痩せたい」ならスカッシュ一択です。
- リアルな体験: 四方が壁なので、ボールがどこから跳ね返ってくるか予測不能。常に全力疾走している感覚です。スカッシュラケットはテニスより軽く扱いやすいですが、心肺機能への負荷は凄まじいです。
- 魅力: 壁にボールを思い切り叩きつけることで、日頃のストレスが文字通り「粉砕」されます。
最近話題!注目のニュースポーツ「ピックルボール」
今、世界中で爆発的に競技人口が増えているのがピックルボールです。ピックルボールパドルは卓球のラケットを大きくしたような形状で、穴の空いたプラスチック製のボールを打ち合います。
- 体験した感想: テニス経験者なら5分、未経験者でも30分あればラリーが続きます。コートが狭いため、パートナーとお喋りしながらプレイできる「ソーシャル性」が最大の魅力。運動が苦手な方や、シニア世代の新しい趣味としてこれ以上のものはありません。
【目的別】あなたにぴったりの選び方
- 「とにかく痩せたい、追い込みたい」→ スカッシュ または バドミントン。驚異的な発汗量を保証します。
- 「仲間を増やしたい、キラキラした休日を過ごしたい」→ テニス または パデル。コミュニティが広く、アフターテニスも充実。
- 「天候に左右されず、コツコツ上達したい」→ 卓球。近所の地区センターや卓球場で気軽に始められます。
- 「家族や友人とゆるく楽しみたい」→ ピックルボール。年齢差があっても一緒に楽しめる魔法のスポーツです。
道具を揃える時のアドバイス
形から入ることは、モチベーション維持において非常に重要です。まずはスポーツシューズだけは専用のものを購入しましょう。ラケットスポーツ特有の左右の動きに対応していない靴(ランニングシューズなど)を使うと、高確率で足首を捻挫します。
ラケット自体は、最初は施設でのレンタルで十分。自分のプレイスタイル(力が強いのか、コントロール重視なのか)が分かってから、自分だけの一本をスポーツ用品店でじっくり選ぶのが失敗しないコツです。
まとめ|新しい扉を叩こう!
どのラケットスポーツにも共通しているのは、「ボール(シャトル)を打つ」という行為そのものが、本能的な快感をもたらしてくれるということです。
まずは難しいことを考えず、近くのスクールや体験会に申し込んでみてください。初めてラケットがボールを捉えたあの瞬間の感触が、あなたの新しい生活の始まりを告げてくれるはずです。


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