テニスを始めようと思った時、あるいは今のラケットを買い替えようと思った時、真っ先に悩むのが「結局、どこで買うのが一番いいの?」という問題です。
ネット通販の安さは魅力的ですが、実際に手に取れない不安もあります。一方で専門店は敷居が高そうに見えるもの。私自身、これまでテニスラケットを10本以上、様々なルートで購入してきましたが、結論から言えば「今の自分のレベルと、何を重視するか」で正解は180度変わります。
私の失敗談と成功体験を交えながら、SEOや損得勘定抜きで「本当に満足できる買い方」を本音でお伝えします。
1. 初心者が「専門店」で買うべきこれだけの理由
私が初めてバボラ ピュアドライブを買ったのは、街の小さなテニス専門店でした。当時は「ネットの方が5,000円は安いのに……」と渋々足を運んだのですが、結果的にこれが大正解でした。
専門店の最大の武器は、スペックの数値化できない「感覚」を言語化してくれる店員の存在です。
- 「重さ」のワナ: カタログスペックが300gでも、静止バランスによって体感重量は全く違います。店員さんは私のスイングを見て「あなたは振り抜くタイプだから、少しトップライトな個体を選びましょう」と、在庫の中から最適な1本を秤で測って選んでくれました。
- ガットの重要性: ラケット本体より、実は「何を、何ポンドで張るか」の方が打球感に影響します。専門店なら、自分の筋力やプレースタイルに合わせたテニスガットをその場で提案してもらえます。
体験談: 一度、安さに惹かれて量販店で「初心者セット」を買ったことがありますが、ガットが最初から張ってあるタイプで、打つたびに肘に響いて痛めてしまいました。専門店で相談し、柔らかいナイロンガットに張り替えてもらった瞬間、テニスが劇的に楽しくなったのを覚えています。
2. 2本目以降なら「ネット通販」という選択肢
ある程度自分の好みが固まってきた中級者以上なら、ネット通販は最強の味方になります。特にヨネックス VCOREのような人気モデルを、練習用と試合用の2本揃えたい時、ネットの価格破壊力は凄まじいです。
- 圧倒的な在庫量: 近所のショップにはないグリップサイズや、限定カラーが簡単に見つかります。
- ポイント還元: セール時期を狙えば、実質価格で定価の4割引き近くで買えることも珍しくありません。
注意すべき体験: ただし、ネットで買う際は「国内正規品」を謳っているショップを選んでください。かつて並行輸入品を激安で手に入れたことがありますが、国内モデルと微妙に重量バランスが異なり、違和感があって結局使わなくなってしまいました。まさに「安物買いの銭失い」です。
3. 「大型スポーツ量販店」の賢い使い方
ゼビオやスポーツデポなどの量販店は、専門店とネットの中間のような存在です。
私が量販店を利用するのは、主に「型落ちモデル」の最終処分セールを狙う時です。新作のウィルソン ウルトラが出る直前、旧モデルが信じられない価格でワゴンに入っていることがあります。
また、テニスシューズやグリップテープなどの消耗品を、実際に触りながらついで買いできるのも魅力です。
4. 失敗を防ぐための「購入前チェックリスト」
どこで買うにせよ、これだけは守ってほしいポイントがあります。
- 必ず「試打」をする: スクールや専門店で、30分以上は実際にボールを打ってください。素振りだけでは絶対に分かりません。
- 自分のラケットの「重さ」を知る: 今使っているラケットをショップに持参し、「これより少し飛びを良くしたい」と具体的に伝えましょう。
- ガット張り替えの「行きつけ」を作る: 本体をどこで買おうと、ガットを張る職人さんは固定するのが上達の近道です。
まとめ:あなたの正解はどこ?
- 知識ゼロ、あるいは上達を加速させたい人→ 迷わずテニス専門店へ。店員さんと仲良くなることが最大の投資です。
- スペックが決まっていて、少しでも安く浮かせたい人→ 信頼できるネットショップ。浮いたお金でテニスボールを買い込みましょう。
- 気軽に実物を見て、セール品を狙いたい人→ 大型スポーツ量販店。ポイントを貯めて賢く買い物を。
テニスラケットは、単なる道具ではなく「自分の腕の延長」です。安さだけで選んで、コートに立つのが苦痛になっては本末転倒。ぜひ、ワクワクする1本に出会える場所を見つけてください。


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