3年続けてわかったラケットベースの魅力と上達の壁。子供の成長を支える道具選びのリアル

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「ラケットベース、3年も続くかな?」

そんな不安を抱えながら息子がチームに入ったのは小学1年生の春でした。最初は空振りばかりで、バット(ラケット)にボールが当たっただけで親子で大喜びしていたのを今でも鮮明に覚えています。それから3年。ラケットベースは単なる「遊び」から、戦略と技術が問われる「スポーツ」へと、子供の中で確実に変化していきました。

3年間この競技を間近でサポートしてきた保護者としての体験をもとに、上達の節目でぶつかった壁や、本当に役立った道具、そして3年という月日が子供にもたらした変化について、生の声をお届けします。

3年目のターニングポイント:ただ「打つ」から「狙う」へ

ラケットベースを始めて1〜2年目は、とにかくボールを遠くへ飛ばすことが最大の関心事でした。しかし、3年目(小学校中学年)に入ると、守備のレベルも上がり、ただの大きな当たりはすぐにアウトにされてしまいます。

ここで多くの子供がぶつかるのが「上達の停滞期」です。うちの息子も、力任せのスイングでフライを量産し、悔し涙を流す時期がありました。

この時期に意識したのは、以下の3点です。

  • 「面」で捉える意識: テニスラケットに近い形状を活かし、手首の返しだけでなく、面を相手のいない方向に向ける技術。
  • 走塁の判断力: 自分が打った後、どこまで走れるか、次の塁を狙えるかの状況判断。
  • チームプレーの楽しさ: 自分がアウトになっても、走者を進める「進塁打」の価値を理解すること。

3年経つと、体格差も出始めますが、技術と知識でカバーできるのがラケットベースの面白いところだと実感しています。

道具選びで変わる「打球の質」:3年目ならこだわりたい装備

初心者用のセットで十分だった1年目とは違い、3年目ともなると道具によるパフォーマンスの差が顕著に出ます。特に「打球の速さ」と「手の保護」は重要です。

実際に使ってみて、明らかに子供の反応が良かったものを紹介します。

1. 芯を捉えた時の伸びが違うラケット

多くのチームで使用されているケンコーラケットテニスなどは、耐久性と反発力のバランスが絶妙です。3年目になるとスイングスピードが上がるため、あまりに安価なプラスチック製ではしなりすぎてしまい、コントロールが定まりません。ある程度の剛性があるものを選ぶことで、狙った場所へ弾き返す感覚を養えます。

2. 手の痛みと滑りを防ぐバッティンググローブ

「ラケットなのにグローブ?」と思われるかもしれませんが、3年目のフルスイングは手にかなりの衝撃を与えます。特に冬場の練習では、手が痛くて振るのを怖がることもありました。ジュニア用バッティング手袋を導入してからは、グリップ力が安定し、マメができることも減りました。これは野球用を流用しても全く問題ありませんでした。

3. 足元の安定は守備の要

意外と見落としがちなのが靴です。校庭の砂の上で踏ん張るには、ミズノ ジュニア トレーニングシューズのような、適度なスタッド(突起)があるシューズが必須です。3年目になると守備範囲も広がるため、滑りやすい普通の運動靴から卒業するタイミングと言えます。

体験者が語る「3年間続けて良かったこと」

3年という月日は、技術以上の宝物をくれました。

一番の変化は、**「失敗への向き合い方」**です。ラケットベースは打率10割はあり得ません。必ずミスをします。3年間の練習や試合を通じて、三振しても次の打席でどう取り返すか、エラーをした仲間をどうカバーするかを、子供たちは自分たちのコミュニティの中で学んでいきました。

また、ラケットベース特有の「ボールが柔らかい」という安心感は、球技への恐怖心を取り除いてくれました。これがきっかけで、高学年からソフトボールやテニスに転向する子も多いですが、3年間の基礎があるため、どのスポーツに移っても飲み込みが早いのが印象的です。

結論:3年目は「新しいスタートライン」

ラケットベースは、3年続けることで本当の楽しさが見えてくるスポーツです。

もし今、お子さんが「上手くいかない」と悩んでいるなら、それは技術が成長しようとしている証拠かもしれません。適切な道具を選び、親は「結果」ではなく「意図したプレー」を褒めてあげる。その積み重ねが、4年目、5年目へと続く大きな自信に繋がります。

まずはティーボール セットなどで、週末に親子で軽く「狙い打ち」の練習をしてみてはいかがでしょうか。公園でのその一時間が、次の試合のヒーローを生むかもしれません。

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