バドミントンをプレーしていて、一度はその名を耳にする、あるいはコートで見かけない日はないと言っても過言ではないのが、ヨネックスの65Zシリーズです。桃田賢斗選手をはじめ、世界のトップランカーたちが「これじゃないとダメだ」と口を揃えるこの一足。
しかし、いざ自分が買うとなると「本当に自分に合うのか?」「最新の65Z 3は前のモデルと何が違うのか?」と悩む方も多いはず。今回は、実際にバドミントンシューズ 65Zを何足も履き潰してきた私の実体験をもとに、その圧倒的な信頼感の正体を深掘りします。
ヨネックス パワークッション 65Z シリーズとは?
このシューズを一言で表すなら「黄金バランス」です。バドミントンシューズには「軽さ」を追求したモデルや「安定性」を追求したモデルなどがありますが、65Zはその両方を高い次元で兼ね備えたオールラウンドモデルです。
特に注目すべきは、ヨネックス独自の衝撃吸収材「パワークッションプラス」。生卵を落としても割れずに跳ね返るという驚異の素材が、激しいフットワークからくる足首や膝への負担を劇的に軽減してくれます。
【体験談】実際に65Zを履いて感じた3つのリアルな感覚
1. 脳と足が直結するような「接地感」と「安心感」
初めて65Zでコートに立った時、一番に驚いたのは床を掴む感覚の鋭さでした。着地した瞬間のグラつきがほとんどなく、自分の体重がしっかりシューズの芯に乗っているのを感じます。これにより、サイドに振られた際の切り返しで「あと一歩」が踏ん張れるようになり、ディフェンス範囲が確実に広がったのを実感しました。
2. 3時間の練習後、足の「重だるさ」が変わった
以前は軽量特化型のシューズを使っていましたが、練習後半になると足の裏が痛むことがありました。しかし65Z 3に変えてからは、踵(かかと)への突き上げ感がマイルドになり、ハードなフットワークを繰り返しても翌日に疲れが残りにくくなりました。これは単に柔らかいだけでなく、衝撃を「エネルギー」に変えて次の動作へ繋げてくれる感覚です。
3. 激しい動きに負けない「横ブレ」のなさ
バドミントンは横方向の動きが非常に激しいスポーツですが、65Zはシューズの外側にある「ラテラルシェル」という補強が秀逸です。フルパワーでシャトルを追いかけ、足の外側に負荷がかかる場面でも、靴の中で足がズレる不安が一切ありません。この「靴と足が一体化している感覚」は、一度味わうと他のシューズに戻るのが怖くなるほどです。
購入前に知っておきたいデメリット・注意点
これほど完成度の高い65Zですが、人によっては注意が必要です。
- 超軽量モデルとの比較: 「とにかく羽のように軽いシューズがいい」という方は、同じヨネックスのエアラスZと比べると、手に持った時にわずかな重さを感じるかもしれません。ただし、プレー中の安定感を含めると65Zの方が動きやすいと感じる人も多いです。
- サイズ選びの重要性: 65Zには「スリム」や「ワイド」といった幅のバリエーションが豊富にあります。自分の足幅(ワイズ)を確認せずに買ってしまうと、せっかくのフィット感が台無しになります。
どの65Zを選ぶべき?ラインナップ比較
自分の足の形に合わせて選べるのが65Zの強みです。
- 65Z (スタンダード): 最も標準的な3E設計。多くの方はこのモデルで間違いありません。
- 65Z スリム: 足幅が細いジュニア選手や女性、タイトなフィット感を求める方に。
- 65Z ワイド: 4E設計で幅広・甲高の人向け。足先が窮屈だと感じる方に救世主的な存在です。
最新モデルの65Z 3では、アッパー部分の縫い目が少ないシームレス構造がさらに進化。足を入れた瞬間に包み込まれるような柔らかさがあり、屈曲した時の「当たり」が全く気にならなくなっています。
結論:65Zは「迷ったらこれ」と言い切れる名作
初心者から上級者まで、どんなプレイスタイルの人にも80点以上の満足度を確実に提供してくれるのが65Zの凄さです。
もしあなたが「今のシューズに不安がある」「もっとフットワークの精度を上げたい」と考えているなら、まずはパワークッション 65Zを試してみてください。コートを縦横無尽に駆け回る楽しさが、この一足で変わるはずです。


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