「ストロークのラリーは続くようになった。ボレーも形にはなっている。なのに、なぜか試合になると勝てないし、上のクラスに昇級できない……」
テニススクールの302クラス(初中級〜中級前後)に長く留まっていると、自分の才能に限界を感じてしまう瞬間がありますよね。私もかつて、スクールの進級テストに3回連続で落ち、「万年初中級」というレッテルを自分に貼りそうになった一人です。
しかし、ある日気づいたのです。3.0から3.5、4.0へとステップアップするために必要なのは、豪速球のフォアハンドではなく「負けないための考え方」と「道具へのこだわり」でした。
1. 私を絶望させた「チャンスボールでのミス」という病
302クラスの試合練習で、私が最も多く犯していたミスは「チャンスボールの自滅」です。浅く浮いてきたボールに対して「決めなきゃ!」と力み、ネットに突き刺すかアウトするか。隣のコートの4.0レベルのプレーヤーを観察して気づいたのは、彼らはチャンスでも100%の力で打っていないということでした。
そこで私が取り入れたのは、80%の力で「コースを突く」練習です。具体的には、決めにいくショットこそ相手の足元か、オープンコートのさらに内側を狙う。これを徹底するだけで、試合でのポイント獲得率が劇的に変わりました。
2. 道具を変えたら「届かなかったボール」が返るようになった
技術と同じくらい重要だったのが、ラケットとガットの選択です。私は当初、憧れのプロが使っているという理由だけで、非常にハードなスペックのラケットを使用していました。
しかし、コーチの勧めでバボラ ピュアドライブに変更したところ、スイートスポットが広がり、体勢が崩れた時の返球率が格段に向上しました。また、肘への負担を考えてルキシロン アルパワーを少し緩めのテンションで張るようにしたことで、ボールのホールド感が増し、コントロールが安定したのです。
3. 「セカンドサーブ」を武器ではなく「無難」にする勇気
3.0レベルのプレーヤーの多くは、セカンドサーブを叩かれて失点することを恐れます。私もそうでした。だからこそ、ダブルフォールトを恐れて置きにいくようなサーブになり、結果としてさらに叩かれるという悪循環。
私はこれを打破するために、スピードを一切捨てて「回転量」だけにフォーカスしました。セカンドサーブは必ずスピンかスライス。バウンドしてからの変化を重視し、相手に「打ちづらい」と思わせる。この意識改革だけで、サービスゲームのキープ率が3割以上向上しました。
4. 練習環境を「スクール外」へ広げる
スクールのレッスンは楽しいですが、週に一度の球出しだけでは、302の壁を越えるのに時間がかかります。私は週末、勇気を出してテニスオフや地域の練習会に参加しました。
そこで出会った格上のプレーヤーに言われた一言が忘れられません。「君のミスは、打つ前の準備が遅いだけだよ」。それ以来、相手が打つ瞬間のスプリットステップを徹底。自分の動きをGoProで撮影して見直すと、驚くほど足が止まっていたことに気づきました。映像で自分の弱点を直視するのは辛いですが、上達への最短ルートです。
5. 最後に:テニスは「ミスをしない方が勝つ」ゲーム
302クラスにいる今の時期は、新しい技術を覚えるのが一番楽しい時でもあります。でも、昇級や試合での勝利を目指すなら、「華やかなショット」への未練を一度捨ててみてください。
一球でも多く返し、相手のミスを静かに待つ。そんな泥臭いテニスができるようになった時、気づけばあなたのレベルは3.5、そして4.0へと到達しているはずです。
もし今、自分のプレーに限界を感じているなら、まずはラケットの握り方を1ミリ変えるような小さな変化から始めてみましょう。コートに立つたびに発見がある。それこそが、テニスの醍醐味なのですから。
こちらの記事構成で、さらに具体的な練習メニューの深掘りや、ダブルスの戦術に特化した内容へのリライトも可能です。次のステップとして、より詳細な解説が必要な箇所はありますか?


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