「昔のように動けるはず」という自信が、コート上での最大の敵になる。35歳を過ぎてテニスコートに戻った時、あるいは新しくラケットを握った時、多くの人が直面するのが身体の変化です。20代の頃と同じ感覚でボールを追いかけると、翌朝の激しい筋肉痛どころか、アキレス腱や肘を痛めて数ヶ月の離脱を余儀なくされることも珍しくありません。
しかし、35歳以上(ベテラン世代)のテニスには、若手にはない「戦略」と「コミュニティ」の深みがあります。私自身の体験をもとに、大人のテニスを長く、健康的に楽しむための具体的なメソッドを紹介します。
1. 準備運動は「儀式」と心得る
20代ならコートに入ってすぐに打ち合えたかもしれませんが、35歳以上は「コートに立つ30分前」から戦いが始まっています。まずは動的ストレッチ(ダイナミックストレッチ)で心拍数を上げ、関節の可動域を広げることが不可欠です。
特に注意すべきはふくらはぎと肩甲骨です。私はテニスを再開した初日に、準備運動不足でふくらはぎを軽く肉離れしました。それ以来、マッサージローラーを活用して、プレー前後に筋膜リリースを行うことを習慣にしています。これだけで、翌日の疲労の抜け方が劇的に変わります。
2. 「道具」に頼る勇気を持つ
「弘法筆を選ばず」と言いますが、35歳以上のテニスにおいて道具選びは死活問題です。体力の低下をカバーし、関節への衝撃を最小限に抑えるギアを選びましょう。
- ラケット: プロ仕様の重いモデルに憧れますが、操作性が高く、スイートスポットが広いテニスラケット 魔法のラケットのような「厚ラケ」や「中厚ラケ」が、肘や肩への負担を減らしてくれます。
- ストリング: 肘に違和感を覚えるなら、硬いポリエステルよりも食いつきの良いテクニファイバー エックスワン バイフェイズのようなナイロンマルチフィラメントがおすすめです。打球感の柔らかさが、怪我予防に直結します。
- シューズ: 膝への衝撃を和らげるために、クッション性を最優先してください。私はアシックス テニスシューズ ゲルレゾリューションを愛用していますが、ハードコートでの踏み込みによる膝の痛みが大幅に軽減されました。
3. 「パワー」から「コントロール」へのプレースタイル変換
35歳からのテニスは「力でねじ伏せる」のではなく「脳で勝つ」スポーツに変わります。
私自身、以前は時速180kmのサーブにこだわっていましたが、今はコースを突くスライスサーブを多用しています。相手を走らせ、自分はセンターから動かない。この「省エネテニス」こそが、ベテラン勢が若手に勝てる醍醐味です。
また、ダブルスではボレーの精度が勝敗を分けます。反射神経が衰え始める世代だからこそ、テニス 練習器具 ボレーなどを使って、短いテイクバックで確実に当てる練習を繰り返すのが、結局は一番の近道になります。
4. コミュニティが継続のガソリンになる
一人で黙々と練習するのも良いですが、35歳以上には「JOPベテラン大会」や地域の「市民大会(年齢別)」という素晴らしい目標があります。
同じ年齢層の仲間ができると、情報の質が変わります。「どこの接骨院が良い」「あのラケットは飛びすぎる」といった、同世代ならではのリアルな体験談は宝の山です。また、試合後のビールや食事会も、大人になってからのテニスの重要な一部と言えるでしょう。
まとめ:自分をアップデートし続ける
35歳はテニスの終わりではなく、新しいステージの始まりです。自分の体の変化を認め、最新のテニス ウェア メンズやギアを取り入れ、知的な戦略を練る。
かつての自分と比較するのではなく、今の自分ができる最高のプレーを追求すること。それこそが、35歳からのテニスを一生の趣味にする秘訣です。来週の週末、まずは新しいシューズを履いて、近くのテニスコートを予約することから始めてみませんか。


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