「もっと楽に板を回したい」「プレスを綺麗に決めたい」そんな悩みを抱えるスノーボーダーにとって、yonex growentはまさに魔法の杖のような存在です。
私自身、長年ウッドコアの板にこだわってきましたが、初めてこのyonex growentに足を通した時の衝撃は今でも忘れられません。とにかく「軽い」。そして「裏切らない」。今回は、グラトリの上達を爆速で加速させるこのボードの真価を、実体験ベースで深掘りしていきます。
1. 驚異の「軽さ」がもたらす異次元の操作性
リフトに乗っている最中から、足にかかる重みが明らかに違うことに気づくはずです。ヨネックスのお家芸であるカーボン技術を駆使したyonex growentは、スウィングウェイトが極限まで抑えられています。
実際にゲレンデで回してみると、今まで必死に振り回していた180や360が、最小限の力で「クルッ」と完結してしまいます。滞空時間が伸びたのかと錯覚するほど、空中での余裕が生まれるのです。この軽さは、体力に自信のない初心者や、一日中遊び尽くしたいライダーにとって最大の武器になります。
2. 「乗れる」実感をくれるイージーライドキャンバー
yonex growentの最大のメリットは、その絶妙なフレックスバランスにあります。ノーズやテールに乗りに行く際、従来の板では「ここだ!」というポイントを探すのに苦労していましたが、このボードは「イージーライドキャンバー」のおかげで、面白いようにプレスが決まります。
低速域でも板がしっかりしなってくれるので、マニュアル系のトリックが驚くほど安定します。それでいて、カーボンの反発(しなり戻り)が非常に速いため、プレスからの弾き出しもスムーズ。自分で板を操っているという感覚が、他のボードよりも数段強く感じられるはずです。
3. 「逆エッジ」の恐怖からの解放
グラトリの練習で最も怖いのが逆エッジによる転倒ですが、yonex growentはそのリスクを劇的に軽減してくれます。接雪面のコンタクトポイントが絶妙に調整されており、エッジの引っ掛かりが非常にマイルドです。
ドライブスピンの練習中、少し着地がズレてしまった場面でも、板がスルリと逃げてくれるので、派手な転倒を何度も回避できました。この「許容範囲の広さ」が、新しいトリックに挑戦する勇気を与えてくれます。
4. 実際に使い込んで分かった唯一の注意点
非の打ち所がないyonex growentですが、あえて挙げるなら「ハイスピード域での安定性」には限界があります。
ガリガリのアイスバーンを爆走したり、巨大なキッカーに挑んだりするには、少し柔らかすぎると感じるかもしれません。あくまでグラトリや低〜中速域での遊びに特化した「遊びのスペシャリスト」として割り切るのが、この板を120%楽しむコツです。
5. 総評:あなたのグラトリ記念日は、この一枚から始まる
もしあなたが、今使っている板に重さを感じていたり、上達の壁にぶつかっているのなら、迷わずyonex growentを手に取ってみてください。
「道具でここまで変わるのか」という感動は、あなたのスノーボードライフをより鮮やかなものに変えてくれるでしょう。一本持っておいて損はない、グラトリ界のマスターピース。今シーズン、雪の上で「自由」を手に入れる準備はできていますか?


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