ヨネックスのマッスルパワー8を徹底レビュー!初心者から再開組まで、実際にコートで使って分かった「意外な実力」と「注意点」

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バドミントンを始めようと思ったとき、誰もが最初にぶつかる壁が「ラケット選び」です。スポーツショップの棚に並ぶ数万円の高価なモデルに圧倒され、「まずは手頃なものでいいんだけどな……」と手に取るのが、このヨネックス マッスルパワー8ではないでしょうか。

私自身、友人に誘われて数年ぶりに体育館へ足を運んだ際、サブ機としてこのヨネックス マッスルパワー8をバッグに忍ばせていきました。今回は、実際にコートでシャトルを打ってみたリアルな体験をもとに、その使い心地を本音で綴ります。

手にした瞬間に感じる「安心感」と「重み」

最近の主流である数万円クラスのラケットは、指一本で持てるほど軽いカーボン製がほとんどです。しかし、ヨネックス マッスルパワー8を握った瞬間に感じるのは、ずっしりとした「道具としての手応え」です。

アルミフレームとスチールシャフトを組み合わせたこのラケットは、重さが約100g(2U相当)あります。正直に言えば、現代の超軽量ラケットに慣れた人からすると「重い」と感じるでしょう。しかし、この重さが初心者にはメリットに働きます。ラケット自体の重みを利用して振り抜く感覚を、体が覚えやすいのです。

実際にシャトルを打ってみた感触

コートに立ち、実際にクリア(コートの奥まで飛ばすショット)を打ってみました。

一番の驚きは、インパクト時の「打球感」です。商品名にもなっている「マッスルパワーフレーム」は、グロメットの間の山を丸くすることで、糸(ストリング)とフレームが一体化するような構造になっています。これにより、シャトルが当たった瞬間に「グニュッ」と一瞬食い込み、そこから「パチン」とはじき出すような独特の感触があります。

ヨネックス マッスルパワー8でスマッシュを打つと、カーボンラケットのような鋭い「キレ」はありませんが、重さを活かした「重い一撃」が放てます。初心者同士の練習なら、この反発力だけで十分すぎるほどのスピードが出せます。

「壊れる気がしない」という最大の強み

バドミントンを始めたばかりの頃、一番怖いのはラケット同士の接触(通称:お見合い)です。高級なカーボンラケットは、一度の接触でポッキリ折れてしまうことがありますが、ヨネックス マッスルパワー8のタフさは別格です。

練習中、ダブルスのペアとラケットが激しく接触してしまった場面がありました。高価なモデルなら青ざめるところですが、このラケットは塗装が少し剥げた程度。その頑丈さには、思わず「さすがスチールシャフト……」と苦笑いしてしまいました。この耐久性は、学校の部活動やレジャー用として、代えがたい安心感を与えてくれます。

使ってみて分かった、購入前に知っておくべきこと

もちろん、使ってみて気になった点もあります。

  1. 手首への負担: 重さがあるため、1時間以上フルパワーで振り続けると、普段使わない前腕の筋肉がかなり疲れます。
  2. 操作性: ネット際での繊細なヘアピンショットや、速いドライブの応酬では、どうしても軽量モデルに一歩譲ります。

総評:どんな人におすすめ?

ヨネックス マッスルパワー8を実際に使い込んでみて、私は以下のような方に自信を持っておすすめします。

  • 「続くか分からないけど、まずは形から入りたい」という完全初心者の方
  • 公園やキャンプなど、屋外でガシガシ使いたいレジャー派の方
  • 学校の授業や、予備の「貸し出し用」として1本持っておきたい方

ヨネックス マッスルパワー8は、決して「世界で戦うための武器」ではありません。しかし、バドミントンの楽しさを教えてくれる「最高の入門書」のような存在です。

まずはこのヨネックス マッスルパワー8でシャトルを捉える快感を覚え、上達に合わせて次のステップへ進む。そんなバドミントンライフの第一歩を支えてくれる、質実剛健な名作だと感じました。

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