「今さらテニスなんて始めて、体は大丈夫だろうか?」「若い人ばかりの輪に入っていけるかな?」そんな不安を抱えている60代の方は少なくありません。しかし、実際にテニスコートへ足を運んでみると、そこには驚くほど活気あふれる同年代の姿があります。
私自身、還暦を過ぎてからラケットを握りました。最初は30分動くだけで息が上がり、翌日の筋肉痛に怯える日々でしたが、1年経った今では週に2回、心地よい汗を流すのが何よりの楽しみになっています。テニスは単なる運動ではなく、心と体を若返らせる最高のツールです。
60代でテニスを始めるのは遅くない!その魅力とメリット
60代からテニスを始める最大のメリットは、健康維持と社会的な繋がりの両立です。
- 健康寿命の延伸: テニスは「ストップ&ゴー」の動きが含まれるため、足腰の筋力維持に最適です。有酸素運動による心肺機能の向上も期待でき、健康診断の結果が楽しみになったという声も多く聞かれます。
- 脳への刺激: ボールの軌道を瞬時に読み、どこへ打ち返すか判断するプロセスは、認知機能の活性化に非常に効果的です。
- 「居場所」ができる: 定年退職後、家庭以外のコミュニティを持つことは精神的な安定に繋がります。テニスコートは、肩書きを捨てた「一人のプレーヤー」として新しい友人ができる最高の社交場です。
【体験談】未経験から始めたAさんの1年後
「最初は空振りばかりで恥ずかしかった」と語るAさん(65歳)。彼は平日の午前中にあるテニススクールの初心者クラスに入会しました。
「スクールには私と同じように定年後に始めた方が数名いて、コーチもシニアの身体特性を理解してくれています。無理なダッシュはさせず、まずは正しいフォームでボールを当てる楽しさを教えてくれました。今ではスクール帰りに仲間とランチに行くのが習慣です。テニスを始めてから、心なしか姿勢が良くなったと妻に言われます」
このように、無理のない環境選びが継続の鍵となります。
60代のテニス選び。スクールか?サークルか?
初心者が安全に、かつ楽しく始めるならテニススクール一択です。
- テニススクール(初心者・初級): コーチが怪我をしない体の使い方を指導してくれます。冷暖房完備のインドアコートなら、熱中症や紫外線の心配もありません。
- 自治体のテニス教室: 地域の掲示板などで募集されている教室は、費用が安く近所の友人ができやすいのが魅力です。
- サークル(経験者向け): 昔やっていた「復活組」ならサークルも良いですが、運動強度が上がりやすいため、まずはスクールで体力を戻してから参加するのが無難です。
怪我を防ぎ、長く楽しむための3つのポイント
60代のテニスで最も避けたいのが怪我です。長く楽しむために、以下の3点は徹底しましょう。
1. 道具選びを妥協しない
若い頃の古いラケットを持ち出すのは危険です。今のラケットは驚くほど進化しており、軽い力でボールが飛ぶよう設計されています。腕への衝撃を抑えるテニスラケットや、膝や腰の負担を軽減するテニスシューズを揃えることが、最大の怪我予防になります。
2. 準備運動とアフターケア
「すぐに打ち始めたい」気持ちを抑え、股関節とアキレス腱のストレッチには10分かけましょう。また、プレー後はフォームローラーなどで筋肉をほぐすと、翌日の疲労感が全く違います。
3. 「頑張りすぎない」が正解
プロのような激しいラリーを目指す必要はありません。60代のテニスは「ダブルス」が基本。パートナーと協力し、無理なボールは追わない。そんな「大人の余裕」を持ったプレーが、長く続けるコツです。
まとめ:テニスは一生続けられる「最高の趣味」
テニスは何歳からでも始められ、80代でも現役でプレーしている方がたくさんいるスポーツです。一歩踏み出すまでは勇気がいりますが、一度コートに立てば、ボールを打つ爽快感の虜になるはずです。
まずは、お近くのテニススクールの「体験レッスン」を予約してみませんか?ラケットの貸出を行っている場所も多いので、手ぶらで気軽に新しい世界を覗いてみてください。


コメント