バドミントンを続けていると、必ず直面するのが「ガット選び」の沼ですよね。特に、「細いガットは気持ちよく飛ぶけれど、すぐに切れて財布に優しくない」「太いガットは長持ちするけれど、打球感が重くて飛ばない」というジレンマ。そんな悩みを抱えるプレーヤーの間で、長年「正解」の一つとして君臨しているのがヨネックス ナノジー95です。
今回は、実際にナノジー95を長年愛用し、他のガットへ浮気しては戻ってきた私の実体験をもとに、そのリアルな使用感を深掘りしていきます。
実際に打ってみてわかった「カーボンナノファイバー」の威力
ナノジー95をラケットに張り、最初にシャトルを打った瞬間に感じるのは、0.69mmという太めのゲージからは想像できない「マイルドな反発力」です。
一般的な耐久系ガットは、どうしても打球感がモッサリしがちですが、このNBG95にはカーボンナノファイバーが複合されており、インパクトの瞬間にシャトルをグッと掴んでから、バネのように押し出す感覚があります。
特に冬場の体育館など、シャトルが飛ばない環境でその恩恵を強く感じました。クリアが楽に奥まで届くので、無理に力む必要がなく、肩や肘への負担が少ないのも大きなメリットです。
驚異の耐久性:ハードヒッターの味方
私がこのナノジー95を手放せない最大の理由は、やはりその圧倒的なタフさです。
かつて0.66mmの細いガットを使っていた頃は、スマッシュ練習のたびに「いつ切れるか」とビクビクしていました。しかし、ナノジー95に変えてからは、週3回のハードな練習でも1ヶ月以上平気で持ち堪えてくれます。
表面に独自のコーティングが施されているためか、繊維が毛羽立ってくるまでのスパンが非常に長く、「コスパ重視」の学生プレーヤーや、ガットを張り替える手間を減らしたい社会人プレーヤーにとって、これほど心強い相棒はいません。
デメリットはないの?正直な感想
もちろん、すべてにおいて完璧というわけではありません。
実際に使い込んでみて感じたのは、張りたての数日間は「表面が少し滑りやすい」という点です。ヘアピンなどの繊細なネットプレーにおいて、シャトルがガットの上で滑るような感覚を覚えることがありました。
また、BG80のような「カチッ」とした硬い打球感や、金属的な高音を求める方にとっては、少し音が低く、打球感が柔らかすぎると感じるかもしれません。
どんなプレーヤーにおすすめ?
ナノジー95は、まさに「バランスの王様」です。特定の技術に特化するのではなく、すべてのショットを平均点以上に引き上げてくれます。
- 耐久性と反発力、どちらも妥協したくない。
- クリアをもっと楽に、遠くへ飛ばしたい。
- 冬場にガットがすぐに切れてしまうのを防ぎたい。
こういった悩みを持つ方には、迷わずヨネックス ナノジー95をおすすめします。
まとめ:迷ったら一度は張ってみるべき「優等生」
ナノジー95は、初心者から上級者まで、レベルを問わず使いこなせる懐の深いガットです。
もし今、あなたがガット選びで迷子になっているなら、まずはこのNBG95を試してみてください。一度この「安心感」を体験すると、他のガットに移るのが難しくなるかもしれませんよ。


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