【全種比較】ヨネックス ポリツアーシリーズの選び方!打球感・耐久性を徹底インプレ

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ヨネックスのポリツアーシリーズは、プロツアーでも圧倒的なシェアを誇るポリエステルガットの代名詞です。しかし、いざショップの棚を前にすると「プロ」「レブ」「ファイア」など、似たような名前が並んでいて、どれが自分に合うのか頭を抱えてしまう方も多いはず。

「ポリはどれも硬くて同じじゃないの?」と思われがちですが、実際に打ち比べてみると、その性格は驚くほどバラバラです。今回は、週末の練習から草トーナメントまで年間100日以上コートに立つ私が、ポリツアー全シリーズを使い倒して感じたリアルな体験談をベースに、失敗しない選び方を徹底解説します。

ポリツアーシリーズが選ばれる理由と共通の技術

なぜポリツアーがこれほどまでに支持されるのか。その秘密は、ヨネックス独自の「SIF製法(シリコーンオイル浸透製法)」にあります。

これは製造段階でポリエステル内部にシリコーンオイルを浸透させる技術。これにより、ガット同士の摩擦が劇的に減り、打球時にガットが大きく動いて素早く戻る「スナップバック」が強力に発生します。実際に打ってみると、少し前のポリエステルガットにありがちだった「カチカチで動かない」感覚が少なく、現代的なスピンテニスに必要な「食いつき」を強く感じることができます。

【実録】モデル別インプレッション:打って分かった本当の性格

1. ポリツアープロ:迷ったらこれ、基準となる柔らかさ

シリーズの中で最も柔らかく、マイルドな打球感が特徴です。

  • 実体験: 最初に驚いたのは「手首への優しさ」です。ポリエステル特有の振動が抑えられており、ポリ初心者や普段マルチフィラメントを使っている人でも違和感なく移行できます。反発力も適度にあるため、楽にボールを飛ばせます。
  • 欠点: 柔らかい分、ハードヒッターが叩きにいくと、少しボールが持ち上がりすぎてコートに収まりにくい場面もありました。

2. ポリツアーレブ:スピン量と弾きのハイブリッド

八角形断面を採用した、現代テニスの申し子的なモデルです。

  • 実体験: VCOREと組み合わせて使ってみましたが、とにかくボールの軌道が勝手に上がります。自分の技術以上にスピンがかかる感覚があり、ベースライン際でグンと沈むショットが連発できました。弾きも良いので、ディフェンス時でも深いボールが返しやすいです。

3. ポリツアースピン:圧倒的な「引っ掛かり」

五角形断面のハードな打感を持つモデル。

  • 実体験: 打感はかなり「カッチリ」しており、手応えは重めです。しかし、ボールを擦り上げた時の「ジョリッ」という手応えはシリーズ随一。自分でしっかりとスイングして、ボールを叩き潰せるパワーがある人なら、このコントロール性能の高さは病みつきになります。

4. ポリツアーファイア:フラットドライブで突き抜ける快感

シリコーンオイルの効果を最も強く感じる、弾き重視のモデル。

  • 実体験: 衝撃吸収性が高く、スパンと軽快に飛んでいきます。驚いたのはそのスピード性能。相手の突き球に力負けせず、フラット気味の当たりでカウンターを合わせると、相手の足元に突き刺さるような鋭いボールが打てます。

5. ポリツアーストライク:プロが愛用する究極の安定感

攻め続けても性能が落ちにくい、競技者向けモデル。

  • 実体験: シリーズの中で最も「芯」を感じる打感です。フルスイングしてもボールが吹っ飛ばない安心感があり、特に驚いたのはテンション維持性能。張ってから2週間経っても打球感が変化しにくく、常に一定の感覚でプレーできるのは試合に出る身としては非常に心強いポイントでした。

実際に使い込んで分かった、維持費と「寿命」の話

ポリツアーシリーズ全体に言えることですが、特にポリツアープロは、賞味期限がはっきりしています。

私の場合、週2回の練習で約3週間を過ぎたあたりから、急に打球感が「ボヨつく」感じに変わりました。これはポリエステル宿命のテンションロスですが、ポリツアーストライクだけは別格で、1ヶ月近くフレッシュな感覚が持続しました。「頻繁に張り替えるのは面倒だけどポリを使いたい」という方には、少し硬めですがストライクをおすすめします。

まとめ:プレースタイル別・後悔しない選び方

最終的にどれを選ぶべきか、私の体感から導き出したチャートがこちらです。

ガット選びはラケット選びと同じくらい、あるいはそれ以上にプレーの質を左右します。ポリツアーシリーズなら、あなたの理想のショットを叶える一本が必ず見つかるはずです。

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