「ヨネックスのラケットが欲しいけれど、数万円も出すのはちょっと……」と、予算1万円前後で探している方は多いはずです。私自身、最初は「安いモデルだと打ち負けるのでは?」と不安でしたが、実際に低価格帯のラインナップを使ってみて、その進化に驚かされました。
結論から言えば、現在のヨネックスは低価格モデルでも独自の「アイソメトリック」形状によるスイートスポットの広さが健在で、むしろ初心者や初中級者が上達するには最適な選択肢となっています。今回は、私が実際にコートで振ってみた感覚を交えながら、コスパ最強のモデルを厳選してご紹介します。
実際に打って分かった「価格以上の価値」がある3本
1. スマッシュを強化したいなら:ASTROX 77 PLAY
パワー重視のアストロクスシリーズの中でも、圧倒的に手に取りやすいのがこの「PLAY」モデルです。
実際に手に取ると、上位モデル譲りの「ヘッドの効き」をしっかり感じます。私が使ってみた感想としては、振り抜いた瞬間にラケットの重みがシャトルに伝わりやすく、非力な方でも鋭いスマッシュが打ちやすい設計です。シャフトが柔らかめに設定されているため、プロモデルのような「硬すぎて腕が疲れる」といった感覚がなく、最後まで楽しく打ち切れました。
2. ラリーを楽に続けたいなら:NANOFLARE 170
「とにかく軽いラケットで、疲れずにプレーしたい」という方にぴったりなのがこれです。
持った瞬間に「軽い!」と声が出るほどで、ダブルスの前衛での素早いラケットワークが劇的に楽になります。レシーブの際に「あと一歩届かない」という場面でも、手首の返しだけでシャトルを押し返せる操作性は感動モノでした。部活動で毎日練習する学生さんや、久しぶりにバドミントンを再開する社会人の方に特におすすめしたい一本です。
3. オールラウンドにこなすなら:ARCSABER 11 PLAY
コントロール性を重視するなら、伝説的な名機をベースにしたこのモデル。
「シャトルを捕まえてから放す」という独特のホールド感があり、ネット際のアウトかセーフかのギリギリのショットが安定します。打球感は非常にマイルドで、体に伝わる嫌な振動が少ないのも特徴です。どんなプレースタイルにも馴染むため、自分のスタイルがまだ決まっていない初心者の「最初の一本」として間違いありません。
安いラケットを「最強の武器」に変える裏技
安いモデルを購入する際、私が実践して最も効果があったのが「ガット(ストリング)へのこだわり」です。
工場出荷時の状態で張られているガットは、耐久性重視で打球感が鈍いことが多いです。そこで、例えばBG65TIのような、少し反発力の強いガットをショップで張り替えてみてください。これだけで、1万円のラケットが2万円クラスの打球音と弾きに化けます。
また、グリップも自分好みのウェットスーパーグリップを巻くことで、握り心地が向上し、スイングの安定感が格段に増します。
購入時に後悔しないためのチェックポイント
ネットで安く購入する際は、以下の2点だけは必ず確認しましょう。
- サイズ(3Uや4U)の確認: 数字が大きいほど軽くなります。迷ったら扱いやすい「4U」を選んでおけば失敗しません。
- ケースの有無: ヨネックスの安いモデルでも、基本的にはソフトケースが付属しますが、持ち運びの頻度が高いならラケットバッグを別途用意すると、ラケットへの傷を防げて長持ちします。
「安いから」と妥協するのではなく、「安くてもヨネックスのテクノロジーを賢く使い倒す」。これが、バドミントンをより深く楽しむためのコツです。まずはこの一本から、あなたのコートライフをアップグレードしてみませんか。
次は、これらのラケットに合わせるおすすめのシューズやウェアについてもお調べしましょうか?


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