テニスを続けていると、誰もが一度は「ラケットの重さ」という壁にぶつかります。300gの標準モデルは打ち応えがあるけれど、試合の後半になると振り遅れが目立ったり、肘に違和感が出たり…。そんな悩みを抱えていた私が辿り着いた答えが、yonex ezone 100lでした。
実際に数ヶ月使い込んで分かった、このラケットの真価と「体験したからこそ言える」リアルな使用感をお伝えします。
スペック以上に軽く、スペック以上に力強い
まず手に取って驚くのは、その操作性の高さです。yonex ezone 100lは、重量285gという「軽量黄金スペック」に分類されます。
数字だけ見ると「打ち負けるのでは?」と不安になるかもしれません。しかし、実際にコートに立つとその不安は一瞬で消え去りました。最新のyonex独自の形状理論「アイソメトリック」のおかげで、スイートスポットが驚くほど広く、多少芯を外してもラケットが勝手にボールを押し返してくれる感覚があります。
特に実感したのは、相手の速いサーブをリターンする瞬間です。300gのラケットでは差し込まれていた場面でも、yonex ezone 100lならスッと面が出て、安定した返球が可能になりました。
腕に伝わる「柔らかさ」と「爆発力」の両立
yonex ezoneシリーズの代名詞といえば、吸い付くような打球感です。
私自身の体験として、ハードなポリエステルガットを張っても、手首や肘に嫌な振動が残りません。これはフレームに搭載された特殊なメッシュ素材「VDM」の恩恵でしょう。インパクトの瞬間、ボールを一度グニュッと掴んでから、バネのように弾き出す感覚は病みつきになります。
「軽すぎて球が軽くならないか?」という懸念についても、スイングスピードが上がることで相殺されます。むしろ、重いラケットで一生懸命振るよりも、yonex ezone 100lを軽快に振り抜いた方が、エネルギッシュで鋭いスピンがかかったボールが相手コートに突き刺さるのを実感しました。
ダブルスで感じた「無敵の操作性」
ボレー戦の多いダブルスにおいて、yonex ezone 100lは最強の武器になります。
前衛での素早い突き合わせや、足元に来た難しいボールの処理。これらが格段に楽になりました。ラケットのヘッドが軽い分、瞬時に面を作れるため、「あと数センチ届かなかった」ボールに手が届くようになります。
また、試合の終盤、体力が削られてきた場面でもスイングが乱れないのは、この285gという絶妙なウェイト設定のおかげです。「最後まで自分のテニスができる」という精神的な余裕は、勝利に直結する大きなメリットだと感じました。
迷っているあなたへ:100と100L、どちらを選ぶべき?
「標準の100(300g)と迷っている」という相談をよく受けます。
もしあなたが、学生時代からガッツリ競技としてテニスを続けているハードヒッターなら100が良いでしょう。しかし、週に数回のスクールや週末の草トーナメントを楽しむ一般プレーヤー、あるいは筋力に自信のない女性やジュニア世代なら、迷わずyonex ezone 100lをおすすめします。
見栄を張って重いラケットを使い、フォームを崩したり怪我をしたりしては本末転倒です。yonex ezone 100lは、あなたのテニスを「楽に、かつ攻撃的」に変えてくれる魔法のような一本になるはずです。
今のラケットに少しでも「重さ」や「扱いづらさ」を感じているなら、ぜひ一度yonex ezone 100lを試してみてください。その一振りが、あなたのテニスライフを次のステージへ引き上げてくれるでしょう。


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