日本のテニスの聖地、有明テニスの森公園。2021年のリニューアルを経て、プロが戦う最高の環境で一般の私たちもプレーできるようになりました。しかし、いざ「有明で打とう!」と思っても、広大な敷地や予約の仕組みに戸惑う方も多いはず。今回は、実際に有明のハードコートで汗を流してきた筆者が、実体験に基づいたリアルな活用術をお届けします。
有明テニスの森でプレーするまでの「高い壁」を突破する
「有明は予約が取れない」というイメージがありますが、実は仕組みさえ理解すればチャンスはあります。まずは東京都立公園予約システム「東京都スポーツ施設サービス」への登録が必須。これ、身分証を持って公園の窓口へ行く必要があるので、最初だけ少し手間がかかりますが、一度登録してしまえばこっちのものです。
平日は比較的空きを見つけやすいですが、土日は激戦。狙い目は「利用日の直前」です。キャンセル料が発生する直前のタイミングでポロッと空きが出ることがあるので、こまめにスマホをチェックするのが有明攻略の第一歩です。
体感した「世界基準」のハードコート
コートに足を踏み入れた瞬間、まず驚くのがその景観です。青く美しいデコターフのコートが整然と並ぶ様は圧巻。実際に打ってみると、球足は速すぎず遅すぎず、非常に素直なバウンドをします。
実際に打ってみてわかったこと
- 足への衝撃: 以前のハードコートに比べ、クッション性が増したように感じます。とはいえ、やはりハード。膝への負担を考え、シューズはテニスシューズ オールコート用の中でもクッション性の高いものを選ぶのが正解でした。
- 開放感と風: コート間のスペースが非常に広く、隣のボールが入り込んでくるストレスがほとんどありません。ただ、海に近いせいか、遮るもののないエリアでは強風に翻弄されることも。風を計算に入れたスピン調整が求められます。
- プロ気分を味わえる「ショーコート」: 運良くショーコートが当たった日は最高です。観客席に囲まれた中でのプレーは、まるで楽天オープンに出場しているかのような高揚感。自分の打球音が反響する感覚は、他のテニスコートでは味わえません。
準備不足は禁物!広大な敷地への対策
有明テニスの森はとにかく広いです。最寄りの「有明駅」や「有明テニスの森駅」からコートまで、徒歩で10分以上かかることもザラ。移動だけで体力を削られないよう、以下の準備をおすすめします。
- 飲み物の確保: 園内に自販機はありますが、夏場は売り切れが続出します。私はサーモス 水筒 1Lに氷を詰め込んで持参しています。
- 日差し対策: 遮蔽物が少ないため、夏場の照り返しは強烈です。オークリー サングラスなどのアイウェアや、強力な日焼け止めは必須アイテム。
- 更衣室の利用: クラブハウスは非常に清潔。シャワー完備なので、プレー後にさっぱりして帰れるのが嬉しいポイントです。
プレー後の「至福の時間」
有明でのテニスが特別なのは、終わった後の楽しみがあるから。私はいつも、隣接する有明ガーデンへ足を運びます。「泉天空の湯」で火照った筋肉を水風呂で締め、天然温泉でリラックス。その後、テニス仲間と冷えたビールで乾杯する時間は、何物にも代えがたい贅沢です。
最後に
有明テニスの森公園は、単なる公共施設ではなく、テニスプレイヤーのモチベーションを最高潮に引き上げてくれる「体験型スポット」です。最新のテニスラケットをバッグに忍ばせて、あなたもこの聖地のコートに立ってみませんか?一度あの青いコートでボールを引っぱたけば、他のコートでは物足りなくなってしまうかもしれません。


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