テニスを始めたばかりの頃、誰もが一度は耳にするのが「イースタングリップ」です。「今はスピン全盛期だから、もっと厚く握るべきだよ」というアドバイスに惑わされ、無理に握りを変えて打球を弱めてしまった経験はありませんか?
実は、フラットドライブ主体の攻撃を目指すなら、イースタングリップこそが最強の武器になり得ます。今回は、私自身が数々のグリップを試した末に再確認した、イースタングリップの真価とリアルな使用感を詳しくお届けします。
イースタングリップとは?「握手」から始まる基本の形
イースタングリップは、別名「シェイクハンドグリップ」とも呼ばれます。ラケットの面を地面に対して垂直に立て、フレームの上からそっと手を添えて「握手」するように握るスタイルです。
実際に握ってみると分かりますが、手のひらがラケットの面とほぼ平行になります。これが最大のポイント。ボールを打つ瞬間の感覚が手のひらにダイレクトに伝わるため、直感的な操作がしやすいのです。
ヨネックス テニスラケットのような最新のラケットでも、この握りならフレームのしなりや反発を最大限に生かすことができます。
実践レビュー:コートで感じた3つの衝撃
私が改めてイースタングリップで1ヶ月間打ち込み、感じたリアルな体験談をまとめます。
1. 「厚い当たり」が勝手に手に入る
厚く握るセミウェスタングリップでは、どうしても下から上へのスイングが強調されがちでした。しかし、イースタンに変えた瞬間、ボールを後ろから「分厚く押し出す」感覚に変わりました。初速が明らかに上がり、相手の深いボールに力負けしなくなったのは驚きです。
2. 滑るような低弾道のスライス・ボレーへの移行が爆速
試合中、アプローチショットを打ってネットへ出る際、握り替えのストレスがほとんどありません。フォアハンドの延長でそのままボレーに入れるため、ボレーの面作りが安定します。ネットプレーを重視するオールラウンダーには、これ以上ないメリットだと痛感しました。
3. 高い打点の処理には「覚悟」が必要
唯一苦労したのが、肩より高い打点でのショットです。手首の角度的に、高い球を力強く叩きつけるのは物理的に難しく、どうしても面が上を向きがちになります。ここは「下がる」か「ライジングで捉える」というフットワークの工夫が不可欠です。
SEO的な視点でも重要:失敗しないためのコツ
イースタングリップで安定したショットを打つためには、テニス グリップテープを常に最適な状態に保つことが重要です。握りが比較的薄いため、汗でラケットが回ってしまうと、面がブレてコントロールを失いやすいからです。
また、スイングの際は「ワイパー形」を意識しすぎず、ラケットヘッドを前に放り出すようなイメージを持つと、イースタン特有の伸びのあるボールが打てるようになります。
結論:イースタングリップは「攻めのグリップ」である
「昔の人の握り方」という偏見を捨てて試してみると、そこには現代のパワーテニスにも通じる効率的な体の使い方が隠されています。フラットな軌道で相手の時間を奪いたい、手のひらの感覚を大事にしたいという方は、ぜひ一度この握りに戻ってみてください。
コートで感じる「パコーン!」という乾いた打球音と、一直線に伸びるボールの軌道。それを一度体験すれば、イースタングリップの虜になるはずです。


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