「部活を始めるから安く揃えたい」「憧れの名器をもう一度使いたい」そんな思いで中古のソフトテニスラケットを探している方は多いはずです。しかし、中古市場には見た目だけでは分からない「地雷」が潜んでいるのも事実。
私自身、かつてフリマアプリで「超美品」と書かれたジオブレイクを安く購入したものの、いざ打ってみると不自然な振動があり、実はフレームの内部が剥離していたという苦い経験があります。
この記事では、そんな失敗を乗り越えて身につけた、中古ラケット選びの「目利き」の極意を惜しみなく共有します。
なぜ中古ラケット選びは「怖い」のか?
新品ならメーカー保証がつきますが、中古は一期一会。特にソフトテニスラケットは、硬式用よりもフレームが薄く繊細です。
最大の敵は「中折れ」と呼ばれる現象です。一見すると無傷に見えても、前オーナーが何度もハードヒットを繰り返していたり、真夏に車内へ放置していたりすると、カーボンのコシが抜けて打球感が「ボワーン」と鈍くなってしまいます。この「死んだラケット」を掴まされないためのチェックが必要です。
失敗しないための「目利き」チェックポイント
私が中古ショップやフリマアプリで購入する際、必ず確認している5つのポイントを紹介します。
1. フレームを軽く叩いて「音」を聴く
これが最も原始的で確実な方法です。フレームのあちこちを指の関節で軽くコンコンと叩いてみてください。高い澄んだ音がすれば健康ですが、どこか一部だけ「ボフッ」と鈍い音がする場合、内部に亀裂が入っている可能性が高いです。
2. グロメット(穴のパーツ)の摩耗具合
ヨネックス エッジガードを貼っていないラケットに多いのが、ヘッド部分の削れです。グロメットがボロボロだと、次にガットを張り替える際にパーツ交換が必要になり、追加費用がかかってしまいます。
3. グリップエンドの中身を確認
可能であればエンドキャップを外して覗いてみてください。稀に、前オーナーがバランスを調整するために鉛のテープやボンドで重りを仕込んでいることがあります。こうした「改造品」は本来の設計バランスを崩しているため、初心者にはおすすめしません。
4. 塗装剥げか、深いヒビか
表面の塗装が少し剥げている程度(チップ)なら実用上問題ありません。しかし、その傷に爪を立てたときに引っかかるような「深さ」がある場合、それはカーボン層まで達するヒビかもしれません。
5. 廃盤モデルの「経年劣化」
ネクステージやアイネクステージといった往年の名器を中古で探す場合は、製造年を意識しましょう。未使用品であっても、保管状況が悪いと素材自体が劣化していることがあります。
おすすめの購入ルート:どこで買うのが正解?
安心を求めるなら「中古ラケット専門店」
多少価格は上がりますが、専門スタッフが検品しているため、致命的な不良品を掴むリスクは極めて低いです。Bランク以下の商品でも、どの部分に傷があるか明記されているので納得感があります。
安さを追求するなら「フリマアプリ」
メルカリ等で探す場合は、出品者のプロフィールを必ず確認してください。「部活で3年間ガッツリ使いました」という品より、「予備として購入したが数回しか使っていない」という品の方が、フレームのヘタリが少なくて狙い目です。
購入後にすべき「復活儀式」
中古ラケットを手に入れたら、そのままコートへ行くのは禁物です。
- ガットの即張り替え: 中古についているガットは、いつ張られたか分かりません。テンションが落ちきったガットは肘を痛める原因になります。サイバーナチュラル シャープなど、自分の好みのガットに張り替えましょう。
- 元グリップの交換: 衛生面はもちろん、古い元グリップは加水分解してボロボロになっていることが多いです。清潔なウェットスーパーグリップを巻くだけで、新品のような愛着が湧きます。
まとめ
中古ラケットは、賢く選べばボルトレイジのような最新現行モデルを半額近い価格で手に入れることも可能です。しかし、安さの裏には必ず理由があります。
今回紹介したチェックポイントを意識して、あなたにとって最高の「相棒」を見つけてください。
次はこの記事の内容をさらに具体化するために、メルカリで購入する際に「これだけは聞いておくべき質問リスト」を作成しましょうか?


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