「テニスラケットを買おうとしたら、グリップサイズのG2とG3で止まってしまった」
「手が大きい自覚はあるけれど、プロが細めを使っていると聞いて迷っている」
ショップの棚に並ぶ テニスラケット を前に、多くの男性が直面するのがこの「サイズ選び」の壁です。実は、たった数ミリの差が、試合終盤の握力やストロークの精度に劇的な差を生みます。
今回は、一般成人男性のリアルな体験談を交えながら、後悔しないグリップサイズの選び方を深掘りしていきます。
1. 日本人男性の「標準」と「トレンド」のズレ
一般的に、日本国内で流通しているラケットの多くは「G2(グリップサイズ2)」が標準とされています。しかし、欧米のプレーヤーや競技志向の強い男性の間では「G3」以上が好まれる傾向にあります。
「とりあえずG2を買っておけば安心」という風潮もありますが、最近の ヨネックス イーゾーン や バボラ ピュアドライブ のような反発力の強いラケットを使いこなすには、実は「自分にとっての適正な太さ」を知ることが不可欠です。
2. あなたはどっち?「2」と「3」を見極める3つの基準
基準①:人差し指1本の法則(物理的チェック)
ラケットを握った際、手のひらと指の間に「左手の人差し指がスッと1本入るかどうか」を確認してください。
- ピッタリ入る: 適正サイズ
- 指が入らない(重なる): 細すぎ
- 隙間が余りすぎる: 太すぎ
基準②:プレースタイルの願望
- G2(細め)が向いている人:手首の可動域を広く使いたい人におすすめです。「スピンをもっとかけたい」「ネットプレーでラケットを素早く操作したい」という方は、細めの方が指先感覚が研ぎ澄まされます。
- G3(太め)が向いている人:相手の強いショットに対して「面を安定させたい」人向けです。グリップが太いと、インパクトの瞬間にラケットが手の中で回ってしまうのを防げます。
基準③:握力と疲れやすさ
意外かもしれませんが、握力に自信がない人ほど「少し太め」が楽に感じることがあります。細すぎるグリップは、滑らないようにと無意識に強く握り込んでしまい、前腕の疲労を早める原因になるからです。
3. 【実録】サイズ選びで変わった!プレーヤーたちの体験談
ケースA:G2からG3へ太くした男性(30代・週末プレーヤー)
「ずっと標準のG2を使っていましたが、相手のサーブに弾かれる感覚がありました。思い切ってG3に変更したところ、ブロックボレーが嘘のように安定。重い球に対しても『面が負けない』という安心感が生まれ、ストロークが力強くなりました」
ケースB:G3からG2へ細くした男性(20代・学生時代経験者)
「以前は太めが好きでしたが、オーバーグリップテープ を2重に巻く癖がありました。角が丸くなってしまい、握り替えがしにくかったんです。G2に落として薄めのテープを巻くようにしたら、エッジの感覚がはっきり分かり、サーブのプロネーションがスムーズに使えるようになりました」
4. 迷った時の「微調整」テクニック
もし「G2とG3のちょうど中間が欲しい」と思ったら、以下の方法を試してみてください。
- G2を少し太くする: 標準的な ウィルソン プロオーバーグリップ などを、少し重ねる幅を多めにして巻きます。これで約0.5サイズ分アップします。
- グリップの角を出す: 中に巻いてある元グリップを レザーグリップ に交換すると、同じサイズでも手に食い込む感覚が強くなり、操作性が向上します。
結論:迷うなら「手の感覚」を信じる
スペック表の数字よりも大切なのは、握った瞬間に「これなら振り抜ける」と思える直感です。
お店で試打ができるなら、同じモデルのG2とG3を交互に持ち、素振りをしてみてください。手首がロックされる感覚が強ければ太すぎ、手の中でラケットが遊びすぎるなら細すぎです。
あなたのテニスを一段上のレベルへ引き上げるのは、案外その「数ミリの差」かもしれません。
次に、グリップの太さに合わせた「滑りにくいグリップテープ」の選び方や、自分でもできる「サイズアップ・カスタム」の手順を詳しく解説しましょうか?


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